見出し画像

超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(6)〜サンバルも超時短で作ってみた(15分)

ある理由もあって、超時短スパイスカレーを毎日のように作るようになった。料理が好きなわけではないけど、今日も今日とて隙間時間で作ってます。やっぱり継続のコツは「時短」と「手抜き」!
ちなみに、この超時短スパイスカレーのログはこちらにまとめてあります。


前回、「南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー」という本のレシピで、「超時短キーマカレー」を作ってみた。


で、この本を読んでいたら、大好きな「サンバル」も超時短で作れるみたいではないか!

サンバルとは、日本における味噌汁のような存在


南インドの定食であるミールスには必ずついてきて、豆好きなボクは何度もお替わりする(一般的にミールスはお替わり自由)。

とはいえ、なんかスパイスカレーよりは複雑なので、超時短では作りにくいと思っていたのだ。

それが作れるなら、やってみよう!(結果的に超簡単だったよ!)


では、材料から。
この本は、わりと分量の正確さを求めてくる。

でも、細かいところは「適当」で今回作ってみたけど、ちゃんと美味しくなったので、まぁ適当でいいと思う。

「ひよこ豆缶とズッキーニのお手軽サンバル」

材料(2人分):

ズッキーニ(いちょう切り) 1/4本(50g)
ひよこ豆水煮缶 1/4缶(豆60g+煮汁40g)
トマト(くし切り) 1個(160g)
シシトウ 2本(斜め小口切り)
パクチー(きざむ) 4g

おろしニンニク 4g(チューブ可)
おろしショウガ 4g
(チューブ可)
玉ねぎ(粗みじん切り) 1/4個(50g)

タカノツメ 1本サラダ油 20g
マスタードシード 2g

基本のミックススパイス 3g(*)
S&B赤缶カレー粉 1g
タマリンドペースト 4g
 (省略OK。もしくはレモン汁8gでも代用可)

塩 4g
水 100g


ええと、近くのスーパーにないものもあるよね。

「S&B赤缶カレー粉」は、ガラムマサラパウダーでいいと思う。もしくはカレー粉があったらそれで。
「タマリンドペースト」もなかなかスーパーにはない。ただレモン汁で作ってみたらちゃんと美味しかったのでそれでよしとしよう。省略可と書いてあるので、なくても大丈夫っぽい。
「ひよこ豆水煮缶」は絶対必要。乾燥のひよこ豆を使うと、やわらかく煮るという手間がかかり、超時短にならない。

あ、それと、上の(*)の「基本のミックススパイス」とは、この本ではこういう配合になる。

基本のミックススパイス(16g)
 コリアンダーパウダー  10g(小さじ5)
 クミンパウダー 2g(小さじ1)
 ターメリックパウダー 2g(小さじ1)
 赤唐辛子パウワー 2g(小さじ1)

上記「材料」では、これを16g分作って混ぜて、そこから2人前なら3g、4人前なら6g使えよ、という意味だ。

この配合でたくさん作ってある場合はそれでいいけど、今回ボクは適当にやった

つまり、コリアンダーを小さじ1、クミン小さじ1、ターメリック小さじ1、カイエンペッパー小さじ1/2の、7gくらいにした。(←4人前)

ま、それで十分美味しかったからまぁいいんだと思うw


さて、4人分を作っていこう。
つまり、上の材料をすべて倍。ただし計量はわりと適当にやった。

まず下ごしらえに5分ほど。
ニンニクとショウガをすりおろし、トマトを2個くし切りにし、ズッキーニを半本分、半月切り。レシピには「いちょう切り」って書いてあるけど、ボクは半月切りに。そして、シシトウ4本を小口切り。
あと、スパイスを調合するのに1分ほど


まず、フライパンにサラダ油(ボクはココナッツオイル)、マスタードシード、鷹の爪を入れて中火。

いわゆるテンパリングというヤツ。オイルに香りをつける工程。

画像1

で、マスタードシードがパチパチ弾け始めたら、ニンニク、ショウガ、玉ねぎ、シシトウを入れて、1分ほど炒める。

ボクの場合、一週間分作り置いた炒め玉ねぎがあるので、それを使用。まぁきっとこっちのほうが美味しくなる。

で、1分ほど炒めたら、ミックススパイスと塩を投入。
上に書いたように、ボクは適当な配合でやり、カレー粉のかわりにガラムマサラで。
そして、ズッキーニを加え、スパイスで絡めるように炒める。
スパイスが焦げないように、ボクはいったん弱火にして混ぜた。

画像2


で、中火に戻して水200gとタマリンドペーストを投入。
ボクの場合、タマリンドの代わりにレモン汁を(残り物を出したくなかったので)1個分。

ズッキーニが柔らかくなるまで煮る、と書いてあるので、木べらで押さえて確認し、ちょっと柔らかくなってくるまで数分煮る。

画像3


煮込んでいる数分の間に、「ひよこ豆の水煮缶」をボウルに分量分とり、スプーンでつぶしてペースト状にする。

画像5

ペースト状と言っても、適当でいい。
豆のカタチが意外と残ってるな、程度。

画像6

で、ズッキーニが柔らかくなったら、トマトのくし切りと、今ペーストにしたひよこ豆を投入。

画像7

トマトの角が軽く崩れるくらいまで煮る。

画像8

最後にパクチー(香菜)を少し刻んで投入し、火を止める。

画像9

味を見て、塩が足りなかったら塩を足す。
全部でだいたい10分くらいだろうか。
超時短だ!

画像10


食べてみた感じは、そりゃお店で食べるサンバルと比べるとずいぶんシンプルな味だけど、でも、ちゃんと美味しかった。

レモン、ちょっと多かったかなぁと思ったし、タマリンドのほうがそりゃいい香りだと思うけど、でもそんなにバランスは崩れず。充分おいしい。

あと、スパイスの配合も適当すぎたかなぁとも思ったけど、まぁやっぱり「スパイス料理に大失敗なし」だなぁ。及第点は出せる味になった。

それと、ひよこ豆はこのくらい豆の感じが残る方がボクは好きだな。
お店のサンバルはもっとペースト状にしているもののほうが多いけど。

画像11


ということで、下ごしらえ時間を入れて、15分くらいで出来る「超時短サンバル」でした。

次はね、「ひよこ豆水煮缶」が半分余っているので、「南インド風チャナマサラ」というのを作ってみようと思う。

これは、なんと5分くらいで出来そうだw

では、また。



古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。