見出し画像

Day218:SURVIVE(サバイブ)不確実性の高い新時代における生き残り戦略

【本について】
タイトル:SURVIE(サバイブ)不確実性の高い新時代における生き残り戦略
著者:西村豪庸  出版社:プレジデント社

スクリーンショット 2021-11-22 13.04.01

【重要なこと】

・はじめから「長期的目線」で
・チーム(社員)に文化を浸透させる
・価値観のあう仲間と強い基礎を作る目的・目標を設定する
器の大きい奇跡の社員・仲間を集める
・定量的ゴールを決める
・幸せの状態を定義する

【WHO】

インスタイルグループ社長
(多業種の法人・グループ年商500億)


【WHY】

リーマンショック、新型〇〇ウィルス、不確実性の犠牲になった人は数知れず。。
・ ゲームクリアの条件を知らない人が多い

・人生の目的・目標をたいていの人がきちんと設定できていない。

設定していない、気づいていない、定義づけていない 結果の定義づけ(どうやったら、勝ちなのか?満足か?幸せか?どうすれば、上がりなのか?)

「クリア条件」「ラスボス」「プレイ時間・残りプレイ時間」などを意識してゲームをプレイしているだろうか?

・成長し、変化していかない限り、待遇や給与はなくなる可能性の方が高い

・未曾有の大不況、大惨事においても、また今後起きるであろう、何かしらに対しても、対策、対応しながら生き残っていく戦略が必要


→ゲームのテーブルに座り続けることができれば、そして打席にたち続けられれば、チャンスにトライし続けることができれば、いつか大当たりを出すことができる

・雇用、労働人口のEC転換が始まっている
今まで少数派だった、フリーランス、ノマドワーカー、テレワーカーがどんどん増えていく。「一生懸命身を粉にして働きます」が通用しなくなる
→レアキャラになる必要がある



【WHAT】

■勝つための方法、うまく負けるための方法含め、生き残るための方法:不確実な世界での生き残り戦略

”自分の人生を自分でコントロールすること”
・自己投資をして自己資本を拡張して利回りを上げていくことで、自分の収入や未来をコントロールしていく
・市場で生き残り、経験を重ねて、自分の価値を上げていく、レベルアップしていく


【HOW】

1、コントロールできることを範囲を広げる

・過去と他人は変えられない。自分と未来を変える。


・ 起業、社長になること


・お金か経験値か、どちらに集中するか決めて行動を起こす

→迷ったら、最初の一歩は「経験値重視」
まずは、自分に投資していくことで、自分の価値をあげる、そのために経験値を重視したステージを選ぶ


・現金化のタイミング、収穫のタイミングは、我慢して後ろに倒した方が長期投資的な観点では儲かる

種籾をその場で食べるか、畑に蒔いた種籾を一年で収穫して食べるか、収穫と種まきを何度も繰り返して、数年後に本当の収穫をするかと同じ。
収穫のためにそのまま種籾として蒔いていれば、複利、二次関数、指数関数で増えていくため、利益は増えていく。
自分の価値を早期に、しかも中途半端にその時の高値で現金 
化すると、その時は賢く立ち回れたつもりでも、長い目で見たらもっと頭のいいひとに買い叩かれる羽目になる。


2、高い期待値にかけ続けて、生き残る

・ 100%確実に喜んでもらえるサービスなど、存在しない
高い確率、期待値で喜んでもらえる行動を続ける


・一度や二度、短期的に失敗したことを長期的な行動指針に影響させるべきではない
完璧なスウイング、フォームを作り混んだプロゴルファーと、適当なスイング、フォームのアマチュアゴルファーが勝負をして、1ホールだけアマチュアゴルファーが奇跡のホールインワンを下すこと

・・アマチュアのやり方では、勝ち続けることはできない


3、変化を恐れず、幸せに残っていく

・ 変化を恐れるのは、原始時代の脳構造によるもの
失敗したくらいで死んでしまうリスクは極めて低い


4、幸せに気づくため、幸せを定義する
・定義をしないから気づけない
気づけないと言うことは、体験できていないことと同じなので、幸せになれない  

                              
5、青天井会議
・人は無意識に自分の範囲で収まるように、恒常性を働かせて、枠にはめた選択肢を設定する。


最初から5万円に設定していても、世界は広がらないし、2000円で飲めるワインの中からしかワインを選ばないと決めていても、やはり世界は広がらない。(すぐに本を閉じて行動!)


6、価値をあげる

・お金を稼ぐために、「働くこと」(労働力とお金を交換する)だけが答えではなく、知恵、アイデア、さまざまなものを交換対象として提出すれば、お金という交換券が手にはいる
一番手取り早くたくさん交換券を手に入れるには、「自分なりの現金を自分で刷れるようになること」
→プラチナチケットを刷る
自分の価値を高めていくと、紙屑からプラチナチケットになる日が来る


7、レアキャラ思考
・マーケット思考と投資家思考
どうやって自分の価値を上げていく?


■投資家思考
自分の資産価値をあげることで、自分の配当りまわり(収入)を上げていく
・自己資本1億→利回り5%→年収500万円
・自己資本2億円→利回り5%→年収1000万円
※落とし穴
1億円の自己資本を2億円にするべく、1億円を使って、あの資格、この資格もとった、あの経験もつんだ!→年収は?600万円にアップした
→これでは「失敗リフォーム」と一緒


■マーケット思考
全体的に自分自身の価値を俯瞰して、マーケットに照らし合わせて、相対的に客観視して価値判断をしないといけない


8、メタ認知
客観的にゲームをプレイするかのごとく、自分を第三者視点でみて、相手の立場にたって考える。

独善的で客観視の足りない人は、仕事で成功できない。長期にわたり、生き残り続けるのは難しい


9、「Know how」ではなく「Know why」

検索では出てこないことに気づける能力、質問を設定する能力を磨く
→新時代の生き残りに必須の進化


10、思考整理
・ 長期的な展望がないと短期的なブレに惑わされる
真っ白な紙に一点の黒いシミがあれば気づく。しかし、さまざまな色でぐちゃぐちゃに塗りつぶされた画用紙に、一点のシミがあっても気づけない


・ 生き残っていくために、大事なものに気づけるようになるために、長期プランや目的、目標がある


【響いたメッセージ】


・目の前の勝ち負けより、10年後の勝利
・ 会社やお店を一度失敗した、くらいではゲームオーバーにならない
・どんなに努力を続けても、正しいゴールに向けて、正しいルートを辿らなければ、当たり前ですが、目的に達することはできない
・ないものに向かっては進めない。「幸せ」を定義する
・自分のお客様でないひとは、ライバルのお客様


* 雨に愚痴を言う人は、人生コントロールできない

・・・外的要因を愚痴っても同じ状況で同じことしかできない
・・・「高い確率で雨が降る」予測に対して、傘を持っていくと言う対策を講じることはできる
・・・自分自身(内的要因)をコントロールすることで、雨が降ったという事象に対して、「天気予報をみておけば、折り畳み傘を持って家を出られた」など、反省が生まれ、次回からの自身の行動が変わる。これを経験といい知恵と言う。


・見方を変えればくだらないゲームに光が指すことがある
・目の前のスライムをコツコツ倒しながら経験値をあげお金を稼ぐ
・目標とは、達成能力ではなく設定能力
・ お金か経験値か!迷ったら「経験値」
・「いきなりリストラされた」「左遷された」ゲームは得てしてそういうもの→準備しているものが勝つ


【アクション】


「奇跡の社員を集める」という著者の採用基準がとてもユニークで、この採用基準を、お客様基準に採用すると決めた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?