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【今日の読書旅】Day103

心を強くする「世界一のメンタル」50のルール
サーシャ・バイン 著 飛鳥新社 2019年


迷いで頭がいっぱい。悩みで頭がいっぱい。


そんな時、つい「私ってなんてダメなんだろう」って、自分に批判的になってしまいませんか?


1人で頑張ろうとしているから心が折れてしまう。自分1人で頑張るってしまう癖、半分でも手放してみませんか?


ふわっとしたソファに身を委ねるように、他人に身を委ねてみませんか?心を強くする糸口が見つかるはずです。


そして、あなたが本当に叶えたいゴールを達成できるはずです。


先日、「うつ病」」を告白された大阪なおみ選手を世界No. 1に導いたサーシャ・バインコーチの本。


❶[3セレクト]


①「全てが思い通りには進まない」と最初に諦めておく

強いメンタルを手に入れるにはどうすればいいか?大切なのは、「この世には自分の力では左右できないことがあるという事実を認めること」。それを認めさえすれば、新たに前進するパワーが生まれてくる。それを認められないと、つい感情に流されてしまい、判断力に曇りが生じて、気も散ってしまう。その結果、「自分のいちばんすべきこと」を見失ってしまう。
”他者の出方、能力について思い悩むのは時間の無駄”


②フォーカス×集中力


スキルの鍛錬に大切なことは2つ。「フォーカス」と「集中力の持続力」。集中力を持続できなければ、成功はおぼつかない。
集中力の持続は成功と失敗を分ける鍵になる。ただ何となく練習しても何の意味もない。伸ばしたいポイントを徹底的に細かくフォーカスして、それを伸ばすための課題を十分に検討して、その課題に最高レベルで集中する。これをトレーニングという。


③完全主義を捨てる勇気

完全を目指してばかりいると、決して自分に満足することができない。すると、人生そのものに果敢に挑むことができなくなる。完全主義者は、上手くいっていることより、上手く行ってないことの方にばかり気を取られ、いつまでも前に進めない。改善の余地は尽きないのだから、完璧などそもそもあり得ない。永久に自分に満足できず、不得意なことを憎んでしまうようになる。


❷[マイエピソード]

 
人よりもっと賢くなるためには。完璧になるためには。という問いが生きる中心だった30歳頃まで、私はとても生きにくい思いをしていました。


当時、自分が賢くなること、完璧な人間になることを目指していることなんて、まったく気づいていませんでした。完全に無意識!だから、自分を苦しめている原因が何なのか、ちっともわかりませんでした。


その原因を、誰かが教えてくれるわけでもなく…自分で探っていくしかありませんでした。自分探しの旅に出過ぎた結果、自分が何者なのかわからなくなりました。同じような経験をしている人は、少なくないのではないでしょうか?結局、旅のおわりに私が得た答えは、外側に探していたものは、内側にあったということでした。


❸[今日からのアクション]


常に初心を心におく。そのために毎日「自分はどうしたいか?」を問いかける。


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