中国やインドなどの到着ビザ 、 発給停止に

タイのプラユット首相は 11 日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID 19)の対策を協議する緊急会議を開き、中国や台湾、インド、ロシアなど 19 カ国・地域の到着ビザの発給を停止することを決めた。また韓国、香港、イタリアのビザ免除措置も停止する。タイ政府はこれまで入国規制をしてこなかったが、実質的な入国制限措置といえる。停止期間は明言していないが、
「(新型肺炎の)問題が解決するまで」としている。

ただ、在モスクワ・タイ大使館と在香港タイ領事館は、停止措置は適用されないとの声明を出し、情報が錯綜(さくそう)している。

以下、日本大使館より。

・日本を含む感染が拡大している地域（現時点では，日本，台湾，シンガポール，ドイツ，フランス及びスペイン）からの渡航者は，観察下に置かれるが，必ずしも自宅待機は要請されていない。
・危険感染症地域（韓国，中国，イタリア及びイラン）からの渡航者は，自宅等における自己検疫となり，外出が禁止される。