soarには安心して「弱さを共有」できる空気がある #soar応援
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soarには安心して「弱さを共有」できる空気がある #soar応援

佐藤みちたけ
こちらの記事には、ウェブメディアsoarの4周年に向けて、soarメンバーやsoarライター・これまで記事に登場した方たちがsoarへの思いを綴ったコラムを掲載しています。

「心理的安全性」
最近よく聞くようになったキーワードのひとつだ。生産性を高めるためにgoogleが実際に大切にしていることで、日本にも浸透しつつある概念。しかし、まだ概念でしかないのだろうとも思う。心理的安全性が概念だけではなく、行動に落とし込む組織が増えれば、働くことに関して生きづらさを持つ人が減るのではないだろうか。

そんなことを思っていると、soarが大切にしている「弱さの共有」と結びついた。soarでは意見を言う時に否定される感じはしないし、自分の弱さを開示しやすい。今回はsoarで働く一人の人間として、どう心理的安全性が作られているのか、また弱さの共有が行われているのかを実体験を踏まえながら紹介していきたい。

(ちなみに、代表の瑞穂さんが「弱さの共有」について語った記事はこちらです)

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小さな弱さの共有から大きな弱さの共有へ

soarの業務は基本的にリモート。そのため出社義務がなく、基本的にはチャットツールを使ったやりとりが多いです。ただ、会議が週に1度はあるため、その日は出社。僕は他の日は別仕事があるので、基本的には会議の日しかオフィスに行きません。

その週に1度のオフラインのコミュニケーションは、弱さの共有を行う上でとても大切なんだなと実感しています。それは他愛もない会話ができるからです。

「昨日、〇〇に行ってきて・・・」
「先週こんなことがあって・・・」

仕事とは全く関係のない話をすると、信頼関係ができやすいと1年近く働いてみて思いました。雑談をすることで、上司と部下という仕事の関係性ではなく、人対人の関係性になりやすい。

そのため、信頼関係ができやすく、弱さの共有に繋がるんじゃないかなと思っています。とはいっても、僕の場合、会うのは週に1度。それだけで、自分の弱さの共有をするのは少しハードルが高い。

soarではチェックインというものがあり、毎日チャットツールで自分の状態を連絡します。連絡といっても、簡単なもので「体調いいですが、低気圧の関係か少し気分は落ち込み気味です」などのような軽いものです。

チェックインで日々自分の状態を確認しながら、共有する。上記で例えるなら「低気圧の関係か少し気分は落ち込み気味です」などのような、小さな弱さを共有することが、自分の性格やメンタルの良し悪しなど、比較的大きな弱さの共有に繋がっているんじゃないかと思います。

仕事を任せてくれる信頼感

また、弱さの共有で大切なことは「人」だなとも感じています。soarでは瑞穂さんをはじめ、先輩たちが「弱さを共有できる空気」を作っているのが何より大きい。わからないことはわからないと聞く空気があったり、信じてくれている空気があったり。

例えばこちらの記事。

こちらの記事は、僕が企画を立てて兵庫県まで行き、取材をしました。入って半年のインターンを出張に行かせるのは、失敗した時のリスクを考えると、なかなかできないこと。それをさせてくれたので「僕を信じている感じ」が伝わってきて、僕も安心して信頼できる(≒弱さの共有ができる)人たちだなと改めて感じました。

先輩の一言に救われた。ある日のできごと

チェックインと信頼感。ふたつの「弱さの共有」になるきっかけを紹介しましたが、仕事として一緒にいる以上は、タスクをやらなければいけないし、失敗もできるのなら少ない方がいい。

今では精神的に良くないときは共有できるようになりましたが、それもここ最近になってから。それまではどこか「メンタルが悪いことで仕事ができない自分はsoarでの存在価値がないんじゃないか」と思っていました。その考えが薄れたのは、人生最高に気分が落ち込んでいて、何をやっても失敗ばかりの時に、先輩との面談で言われたある一言がきっかけです。

面談の時、僕は恐る恐るこんな相談をしました。

「僕は”どれだけ役に立っているか”で組織の中での自分の存在価値を確認している部分があって。soarはそういうスタンスではないことは頭では理解しているんです。。だけど、今、失敗とかが続いてて、何の役にも立ってない...迷惑しかかけていない自分はsoarにいていいんだろうかって思うんです」

すると、先輩は優しい口調でこう言ってくれました。

「今はそういう時期かもしれないけど、私たちはあなたの今だけではなくて、過去の頑張りも見てるから、失敗してもいいし、いてもいいんだよ。」

ずっと自分は「役に立っている」という基準でしか存在価値を見出せなかった。そんな僕にとってこの言葉はとてもありがたくて、涙が出そうになりました。僕にとって救いの言葉です。

実はこの話をするまでは、なかなかsoarのメンバーには話せず産業医の人にお世話になってました。

最後にその産業医の鈴木裕介先生のオススメの記事と発言を紹介して終わりたいと思います。10分だけ、この記事に時間を割いていただけると嬉しいです。

『自分がイマイチだな、しょっぱいなって思っている部分って、実はその人の魅力と密接につながっているんだよね。そのいびつさを受け入れてもらえた、それによって、一層相手と深い関係が築ける。その経験があれば、きっと自分に対して「嫌いだけど仕方ないな、今世はこれでやってみるか」って思える。

もちろん失敗することもあります。僕も何度も失敗しながら学んできました。でも、誰に体重を預けるべきか、誰を信頼するべきか、どれくらい寄りかかっていいのかは、実践でしか学べない。間違えたらやり直したら良いんです。その繰り返しのなかで、弱さを通して人とつながる経験と知性を貯めていけたなら。きっと「自分は頑張らなくたって大丈夫」と胸を張って言える日が来るはずです』



Written by 佐藤みちたけ/soar編集部インターン

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佐藤みちたけ

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佐藤みちたけ
2000年大分生まれ。高校時代に「学校」以外のコミュニティを知ったことで教育に疑問をもち、高校中退を決意。その後に上京。NPOや教育系の企業でライターやメディアの運用→LIGの編集者。将来は犬と暮らしたい