中学には3ヶ月しか通っていない元不登校のコミュ障が教えるコミュ力アップ&メンタル改善のヒミツ

こんにちは!さとみです!

Twitterではぎんちゃん(@gintyanhutokou)というアカウントで不登校の子やその親御さんの心が楽になるような内容や、内向的な人が内向的なままで楽しく豊かに暮らしていくための情報を発信しています!

このnoteでは中学は3ヶ月しか行かなかった元引きこもりの僕がどうやって社会に出て人とコミュニケーションを取れるようになったのか?
どうやって本来の自分を変えずに、今の自分のままで心が苦しまずに楽しく生きていくことができるようになったのか?

こんなことについてお伝えできればと思っています!

現在、僕はある大手コールセンターで管理職として現場の管理、新人教育、人材育成の業務に携わっています。

なおかつフリーランスのセールスライターとして、LPやブログ、メルマガの執筆や、マーケティングのコンサルやプロモーションの代行などで、自分の力で収入を得ることもできるようになりました。

これだけ聞いたら、なんだかすごい優秀で今までずっとうまくいってきたんじゃないか??みたいに思われるかもしれませんが、冒頭でもお伝えした通り、そんなことは全くありません!笑

それどころか僕の人生は失敗の連続でした。

一番幼い頃の記憶はボロの借家です。

8畳の部屋が二つあり、雨の日にはナメクジがうねうねしており、ボットン便所と呼ばれるトイレ。

こんなボロい借家には僕と父親、母親、まだ3歳と赤ちゃんくらいの妹が2人の家族5人で暮らしをしていました。

小五の時には親が別居し、その2年後に離婚。

その後は母親の元で兄弟3人で4人家族として生活が始まります。
中学に入り、環境が激変したことで、急に周りの人と話すことができなくなるのでした。

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周りから変な目で見られたり、からかわれたりされることが増えてきて、徐々にこんな気持ちが芽生えるようになります。

「自分はここにいてはいけないんじゃないか?」

「みんな自分のことをバカにしているんじゃないか?」

そんな気持ちがどんどん強くなってきました。

だんだんと学校にいることが辛くなり、少しずつ休みガチになりました。

母親はそんな僕を引っ張って学校に連れていく日もありました。

余談ですが、引っ張ってでも学校に連れていくのは本当にやめたほうがいいと思います。

親子の関係は確実に悪くなるでしょうし、誰も幸せにはなることはないですし、デメリットしかないでしょう。

そんなこんなでだましだまし学校には行ってはいましたが、とうとう行けなくなる日がきました。

夏休みです。

夏休みに入り、9月になり。

そのまま僕は学校に行けなくなりました。

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中学1年生の2学期から登校することができなくなり、そのまま卒業したのです。(中学は勝手に卒業するシステムのようです)

そしてそのまますぐに高校に行けたわけでもなく、2年遅れで定時制の高校に行くことになったため、約5年間ほど学校に行けない日が続きました。

その後は岐阜県にある朝、昼、夜の三部制の定時制高校に通い、3年で卒業して社会に出ました。

とは言え、元々集団生活が苦手です。

会社員になりたいなどとは全く思えず、何がしたいかも分からず、短期のアルバイトなどを転々としていました。

ただ目的があるわけでもなく、ダラダラと過ぎていく時間・・・

正直、何がしたいのか分からず、自分に自信が持てない毎日。

定時制の高校に行けたとはいえ、はっきり言って人付き合いがうまくなったわけではありません。

バイト先ではうまく溶け込むことができずに、結局は変なやつ扱いを受けてばかり。

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こんな自分はダメなんだ・・・もっと明るいキャラにならなくてはいけない!

そう思って、頑張ってキャラを変えようとした時もありました。

変に明るいキャラ、面白いギャグやテンションの高いキャラ・・・
よくわかりませんがノリの良い、クラスでおちゃらける人気者みたいになろうとしたのです。

多分、そういうのに憧れていたんでしょうね笑

自分がおとなしい隠キャだったので、その反動のようなものだったのでしょう。

でもそれはすぐにダメになりました。

自分自身の本来のキャラとあまりにかけ離れていた為、無理が出てストレスを感じるようになったのです。

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そこで気がつきました。

内向的な人間が無理して外交的になろうとするとか、明るく元気なキャラを演じても余計にしんどくなる。

本音と表面的なギャップがどんどん自分を苦しめてしまう・・・ということに。

ですのでこのnoteを読んでいるあなたには、僕が実際に行ってきたことをお伝えします。
内向的な本来の自分をそのまま活かしながら、人と接して自分の人生を楽しく豊かになる方法です。

あなたがあなたらしく、あなたの個性や特性を活かしながら楽しく生きるための方法です。

マインドセット

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まずはじめにあなたに伝えたいことがあります。

それはマインドセットと呼ばれたりします。
考え方、あり方のことです。

小手先のテクニックよりも本当に大切なことがマインドセットです。

なぜならどれだけ素晴らしいスキルやツールを手に入れても、マインドセットがズレていてはなんの意味もないからです。

もし素晴らしい料理人が素晴らしい包丁を握ったらどうでしょか?
きっと素晴らしい料理でたくさんの人を感動させることのできる料理を作ることができるでしょう。

しかし、もし誰かを傷付けることばかりを考えている、心が不健康な人が包丁を握ったら?
誰かを傷つけたり、もしくは命を危険にさらすことになるかもしれませんね。

このようにどんなに素晴らしいスキルや道具があっても、心のあり方や考え方が間違っていると、とんでもないことになってしまうのです。

だからこそあなたにはまずマインドセット、心のあり方や考え方を手に入れてもらいたいのです。

これを手に入れることで、小手先のテクニックなどに惑わされず、これから先一生使っていける資産を手に入れることができるでしょう。

内向的な自分がダメだという思い込みを捨てる

まずはじめに覚えてもらいたいことが、内向的な自分がダメ、内向的な性格がダメだという考えや思い込みを捨てることです。

多くの方が勘違いしているのが、内向的はダメ、外交的な方が良いという考えです。

内向的とはただの特徴、個性です。
それが良いとか悪いとかの話ではないのですが、なぜか内向的なことはあまり良いことではないと思われがちですよね。

もしあなたが内向的な自分を責めているのあれば、今すぐその考えを捨ててしまってください。
むしろ内向的な人の方が優れていることもたくさんあります。

例えば他人への共感能力。

内向的な人の方が共感能力が高いを言われているのです。
ただ人の空気を読む、共感能力が高いがために必要以上に人に気を使ってしまったり、気にしすぎてしまうことでうまく自分を出せないのです。

これからは人との信用の時代であると言われています。
だからこそ共感能力の高さは大切です。


それを強みとして大切にしながら、アウトプットする力をつけていくことで、自分らしく過ごしていくことができるでしょう。

内向的な自分を否定して自分で自分を傷つけるのではなく、内向的な自分を個性として受け入れてください。自分を承認することが、楽しく豊かに幸せに生きるための第一歩です。

外交的にならなければいけない、内向的はダメなんだ!という思い込みを捨てて、内向的なままでもいいんじゃない?と思ってしまえば不幸だと思わなくなります。

人は他人のことを大して気にしていない

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次にあなたに覚えておいてほしいことが、人は他人のことなんて大して気にしていないし、あまり興味がないということです。

内向的な人がうまく自分を出すことができない原因の一つに、他人の目を気にしてしまう、ということがあります。

変な人だと思われたらどうしよう…周りからこういうキャラだと思われているから、それに合わせた発言や行動をしないと…こんな感情で本当の自分を抑えこみ、周りの目に合わせたキャラを演じてしまうのです。

これはとてもストレスになります。

ですので、先ほどお伝えしたことを思い出してください。
人は他人のことを対して気にしていないし、あまり興味もないこということを。

もしあなたが普段と少し違うことをしても意外と他人は気にしていません。
少しくらい「おや?」と思うかもしれませんが、すぐに忘れてしまいます。

それよりも人は、

「今日のご飯何にしよう?」
「休日はどこに行こうかな?」
「スマホゲームのイベントまだかよ!」
「好きなあの子は何しているかな?」

とか、そんなことばかり考えています。

はっきり言って自分に関係のないことはほとんど興味がないものなのです。
物事を深く考えたり、色々と気にする人からしたら信じられないかもしれませんが、どっちかと言えばそういう人の方が大多数なのです。

だから、あなたが自分のキャラをこんなキャラだと思われているとか、そのキャラに合わせた行動や発言をしないといけない、そうじゃないと変な奴だと思われてしまう、、、というのは全て思い込みです。

そんなことは誰も期待していないし、多少違ったことをしたくらいで、気にする人はいません。

人の目を気にしてキャラを演じてストレスを溜めたところで、他人は大して興味もないのであれば、本来の自分を出してストレスを感じずに暮らした方が良くないでしょうか?

他人があなたのことを気にしているという思い込みは捨ててしまいましょう^^

内向的な人の持つ強みとは?

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それではここからは内向的な人が持っている強みをお伝えします。全ての人が必ずしも当てはまる訳ではありませんが、比較的傾向としては持っているものです。

それは次のようなことです。

・集中力が高い
・分析能力が高い
・リスクに対して敏感
・共感能力が高い
・人に優しくできる

っと、まぁこんな感じで実は内向的な人というのはとても有能なんです。笑

ただ、残念ながら内向的な人はこれらの特性をうまく使いこなせていない傾向があります。

むしろ、これらの特性があることで、うまくコミュニケーションが取れないことが多々あるのです。

例えばですが共感能力が高いことで、相手の感情を察知し過ぎてしまいます。

さらにリスクに対しても敏感なため、話しかけても嫌な顔されたらどうしよう?とか、相手の邪魔をしたらどうしようか?などとイメージが先行してしまい、つい話しかけるのができなくなるなんてこともあるのです。

相手のことを考える優しさがあるからこそ、相手に話しかけることができなくなってしまう。ただそのことに気が付かず、そんなネガティブなことを考える自分はダメだ・・・と思ってしまう傾向があります。

ネガティブはダメだ、ポジティブじゃないとダメだ、みたいな思い込みのせいで、自分のことをつい軽く見てしまったり、自分で自分を責めてしまう傾向が強いんですね。

せっかくの能力の高さをうまく引き出せずに、自分がダメだと思い込んでしまい、どんどん自己肯定感が下がってしまうのです。
これってとても勿体無いことだと思いませんか?

僕はとても思います!

なので、このnoteを使って、内向的な人が内向的なままで、その強みや個性を活かしながら人生を楽しく豊かに楽しく生きていくための具体的な方法をお伝えしようと思ったのです!!

ここからは具体的な方法をお伝えしたいと思います。
これは僕自身が過去に行って

他人に嫌われることを恐れて自分を見失わない

世の中には変えられないものと変えられるものがある

他人の目を気にしすぎたり落ち込みやすい人の特徴として、完璧主義ということがあります。

なんでも完璧にしないといけない、準備をしていないと行動できない。などですね。
同じような感情で全ての人とも仲良くなれる、と心のどこかで思い込んではいないでしょうか?自分の考えや価値観を分かってくれる、受け入れてくれるはずだ・・・!と。

残念ながら世の中には変えられないものと変えられるものがあるのです。
それは他人の心や価値観です。

正確に言えば、変わることはあります。
ですが、それはあなたが変えるのではありません。
相手が何かに気がつき、そして変えようと思って変わるのです。

恋愛の例で言えば、いくら自分が相手のことを好きでも、相手が嫌いかもしくは恋愛対象として見ていなかったら、その恋愛は成立しませんよね?

では、もし相手にこんなことを言ったらどう思われるでしょうか?
「自分はこれだけ好きなんだからあなたも好きにならなくてはいけない!」

言われた方からしたら「え?」って感じですよね。

恋愛の例だと極端に見えるのですが、これと同じようなことを僕らはやってしまいがちです。こうあるべきだ、こうしなければいけない、という思い込みを持ち、それを相手にまで求めてしまう。

これでは価値観の押し付けになってしまいます。

そうではなく、相手には相手の価値観があり、自分と違って当然である。
それを否定するのではなく、そういう考えもあるよね!と受け入れてください。

すると自然と相手のことも受け入れることができるようになります。
人の気持ちや価値観を強引に変えることはできないのです。
変えることのできないことに悩み、苦しむよりも、変えることのできることに注目しましょう。

変えることのできることとは何か?
それはあなたの心、考え、行動です。

心を鍛えて、考える力を身に付け、そして行動する。

こうすることであなたはあなた自身をコントロールできるようになり、あなたの人生を理想の人生に近づけることができるのです!

ただし、一つ注意が必要です。
それは自分自身にも変えられないことがあるということ。

それは持って生まれた本質的な部分です。
つまり内向的な性格であれば、それを無理やり真逆の性格に変えようとする、、、みたいな感じですね。

このことについては何度もお伝えしていると思いますが、本来の自分と真逆のことをすると大きなストレスを感じてしまいます。
結果、できない自分に落ち込んだり、自分を責めてしまうことになるのです。

だからこそ、このnoteのテーマにもなっているように、内向的な人が内向的なままで心を強くして、理想の人生を歩めるように、

変えられないところはそのままで、変えられるところを変えていくことで、苦しまずに成長していくことができるでしょう。

内向的な人が内向的なままで強くなる方法

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では、ここからは内向的な人が内向的なままで強くなる方法を具体的に紹介していきます。

ですがその前に、そもそも「強い」の定義を先にお話しします。

僕の考える「強い」とは「揺れない心」だと思っています。

たまに人前で高圧的な態度や話し方をする人や急に怒ったりする人がいますが、あれは強くありません。感情や心が揺れやすい人は弱い人です。

その弱さを隠すために、高圧的になったり、感情的になるのですね。

これからは高圧的な人や感情的な人を見たら「あぁ弱い人なんだなぁ」と思いましょう(笑)

人と接したり、何か嫌な出来事があっても、そこに対して感情を動かされずに受け流す力、、、ある意味「スルー力」とで言いましょうか?
その力が強いほど心の揺れが少なくなります。

もちろん多少イラっときたりはしますが、すぐに元の状態に戻ったりできるようになります。

感情に左右されずに考えて行動できるようになるので、人間関係や普段の生活でのストレスを減らすことができるのです。

もしあなたがこんな心の強さを身に付けたいのであれば、この先も読んでくださいね^^

自分の感情にフォーカスする

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心を強くするためのステップの一つとして、自分の感情にフォーカスをしてください。

そもそも、多くの人は自分を知りません。
もっと言えば自分の感情とその理由を明確に言語化できていません。

・あの言葉になんかイラつく
・よくわらないけど腹が立つ
・なぜかモヤモヤする・・・

こんな経験はありませんか?
心が不安定になった時にその理由がわかると心が安定しやすくなります。

なぜかというと自分を客観視できるからです。

心が揺れている自分をもう一人の自分が見ている・・・そんなイメージですね。

ですので、自分の感情にフォーカスする癖を普段からつけておいてください。

一番良いのは、感情日記をつけることです。
感情日記とはその名前の通り、沸き起こった感情に対しての日記をつけるということです。

初めのうちは簡単で大丈夫です。出来事と嬉しい、楽しい、恥ずかしい、イラっとした・・などの感情を書いてみてください。

少しずつ慣れてきたらさらに詳しく感情を深掘りしてみましょう。なぜその感情が沸き起こったのか?そのことを明確に言葉にしてみてください。

例えば、

今日は上司のAさんに同僚をバカにされて、とてもイラっとした。私は友達や仲間をバカにされると、まるで自分のことのように思っていしまうのだと思う。
友達のOに褒められてとても嬉しかった。私のことをちゃんと見ていてくれていたんだ。受け入れられたことがこんなにも嬉しいとは思わなかった。

このような感じですね!

あくまで例ですので、自分の言葉を使って、ありのままに書いてみてください。

感情日記を書くことの目的は、あなたの中の感情を客観視することです。決して義務感で書く必要はないことを覚えておいてくださいね!

感情日記を書くことを続けることで、自然と自分の中の思考や感情の揺れのパターンに気がつくはずです。するとだんだんと自分自身の価値観を理解できるようになってきます。

これまではなんとなくモヤっとしていた感情がクリアになってきます。自分の感情が言語化できるようになるんですね!

ネガティブになるポイント、ポジティブになるポイント、どんな時に、どんな人にどうされると感情が動くのかが少しずつ分かってくるのです。

イライラしたらなぜイライラしたかを考える

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上記のような感情日記を書いたり、自分の感情にフォーカスをすると聞いたときに多くの人がぶつかる壁があります。

それは自分の感情がわからない・・・ということです。
僕もそうでしたが、内向的な人は昔から感情を出すのが苦手で、外に出すことに慣れていない傾向があります。

そんな人に感情にフォーカスしましょう!と言っても「いや、その感情がわからないんだよ…!」ってなることは、あるあるですね。

そんな方にオススメの方法が、イライラや負の感情にフォーカスをするということです。

これは使い方を間違えると、どんどん病んでしまうのですが、うまく使うことで自分をより理解して、自分自身を客観的に見れるようになるでしょう。

普段から感情を出すことが苦手な人でも、イライラとかモヤモヤは感じることができます。もしかしたら、そっちの方が多いかもしれませんね。

ここについては先ほどの感情日記と同じなのですが、まずはその感情を紙に書き出してみてください。

そして今度はその書き出した感情に理由をつけます。

・自分が何を守りたかったのか?
・表面的にはこう感じたけど、その裏には別の意識がなかったか?
・過去の体験で同じようなことはなかったか?
・もしその状況を相手の視点から見たらどうか?
・もしその状況を自分の尊敬する人や先輩などから見たらどうか?

このような視点で物事を様々な角度、もしくは過去に戻ったりしてみてください。

いくつもの視点、いくつもの視座で見ることで、自分以外の考え方や視点で物事を考えられるようになるのです。

これが自分を客観視することに繋がります!

自分を客観視できるようになると、少しずつですが感情をコントロールできるようになります。

正確には感情と行動をある程度切り離せるようになる、、、ということですね。

例えば、これまでだったら何か嫌なこと言われたりすると、それだけで気分が落ち込んだり、イライラしてしまい、そのせいでやってはいけないことや、言ってはいけないことを言ったりしていませんでしたか??

僕はよくありました・・・汗

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小学校の時なんかは途中で学校から帰ったこともありましたし、家では壁を殴ったり、大きな声を出したり、落ち込んだり、凹んだり・・・

これらの行為は感情に行動が支配されているからです。

人は感情の生き物であるとはビジネスやマーケティングの世界ではよく言われていて、それは確かにそうなのですが、

日常において、このようなことはあまりよくありませんよね?

できる限り、平和に、楽しく暮らしていきたい。
そう願う人の方が多いはずです。

ですので、できる限り、嫌なことがあっても、感情に左右されないようにしたいわけです。

自分を客観視することで、これが可能になります。

起こった出来事をただの「事象」と捉えることができるようになります。

さらに自分が怒りの感情が湧いた時に、「自分は●●だから今怒りの感情が湧いているんだなぁ」とどこか他人事のように自分を客観視できるようになるのです。

もちろん感情は揺れることは揺れますが、どこか冷静な自分がいます。
すると自然と、日常生活の中であまりしない方が良い行動はしなくなってきます。

これが自分を客観的に見れるようになることのメリットなのです。

他人も自然と理解できるようになる

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自分を客観視できるようになると、自然と他人も理解できるようになります。

先ほどもお伝えしたように、何か嫌なことがあったらその出来事を「事象」と捉えるようになります。
そして自分の湧き上がっている感情を冷静に、まるで他人事のように見れるようになってきます。

それは相手に対しても同じなのです。

つまり何か嫌なことをしてきた相手が、なぜそんなことをするのか?

一体何を守ろうとしているのか?

誰かの目線を気にしているのか?

などが自然とわかるようになってくるのです。

元々、内向的な人は共感能力が高いので、これらのこともそんなに難しくはないでしょう。

相手の感情や行動が理解できるようになると、自然と相手に対しての怒りも収まります。

「この人はこういう価値観を持っていて、自分の中のコレを守りたいんだなぁ・・・だからこういう行動や発言をしているんだ」

と、思えるようになると自然と怒りも収まります。

まぁ、それでも腹が立つときは腹が立つんですけどね!笑

こんな感じで自分の感情と向き合い、自分を客観視できるようになることで、自分自身を知ることもできるようになるし、さらに他人を知って理解することができるようになります。

とは言え、そんなに簡単なことでもないので、今日やって明日からいきなりできるようになるかと言えば、そんなことはありません。

僕自身も、こういう考え方や概念に気が付いてから半年〜1年くらい経ってようやく周りのことが見えるようになりました。

同時に人のことも見えるようになったので、自然とコミュニケーション能力も高くなります。

相手の思考や感情がある程度わかれば、これまでは怖いと思っていた人も、なんだか身近に感じることができるようになります。

「あぁ、この人も人間だし(当たり前だけど)、自分と同じように弱い部分とかあるんだなぁ・・・」
と思えるようになるわけです。

こうなれば相手に対しての、恐れや不安がかなり無くなります。
結果的に、自分が気負うことなくフラットな状態で接することができるのです。

内向的な人がなぜ初対面の人や慣れていない人の前でうまく話せないかというと、人目が気になったり、うまく話そうとして気負ってしまい、心が安定しないからです。

もしあなたが内向的であっても、趣味の合う友達とかとは普通に話すことはできるのではないでしょうか?

この状態はフラットな状態で心が安定しているのです。

そう、つまり内向的だろうが人見知りだろうが、心が安定していれば人とコミュニケーションを取ることができるようになるんですね!

ここまでは心を強くするための考え方などをお話してきましたが、ここからはもっと具体的に普段の生活に取り入れることで、心が強くなるテクニックをお話したいと思います!

心を強くする今日から使える3つのテクニック

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ここからは実際に心が強くなるためのテクニックをお伝えします。
今日からすぐにでも使えるテクニックです!

そもそも心の強さとは心が安定している人のことです。
人前で高圧的な態度や攻撃的な言葉を出す人は心の弱い人です。
心の弱さを隠すためにそんな態度をとります。

何かあっても心を乱されず、受け流したり、受け入れたりできる人のことです

つまり、心を強くするためには心を安定させなけばいけないということですね。

心を安定させるためには、逆に考えれば「心が不安定にならないようにする」ことが大切です。

ですので、心が不安定にならないようにする、もしくは不安定になった時のリカバリーとして使えるテクニックをご紹介します!

人は心が不安定になるから、不安定な行動(呼吸が浅くなる、声を荒げたり、何かにぶつかる)を取るように思えますが、実は逆でもあります。

心が安定する行動をすることで、心も安定するのです。

試しに思いっきり笑顔で攻撃的な言葉を呟いてみてください。
言葉は攻撃的なのに、心は楽しい感覚を持つはずです。

逆に眉間にシワを寄せて、不機嫌な顔で優しい言葉を出してみてください。
言葉は優しいのに心はトゲトゲするはずです。

スキップをしたらなぜか勝手に楽しい気持ちになります。

このように僕らの脳は意外とバカなんです。自分がした行動によって心の状態も左右されます。

それが今から紹介するテクニックとは実際の行動です。
テクニック=行動を取り入れることで自然と心が安定します。

テクニック①深呼吸

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まずはじめに紹介したいテクニックが深呼吸をすることです。

え?深呼吸?そんなん普通じゃない?

と思われたかもしれませんね。

でも実際にはどうでしょうか?深呼吸していますか?
考えてみると意外としていないのではないでしょうか?

ヨガや健康法でも呼吸が大事だということは聞いたことがあると思いますが、やはり心を落ち着けるのに呼吸はとても大事であり、効果があると言われています。

焦ったり、苛立ったりと心が不安定な時は呼吸が浅くなっていませんか?
浅い呼吸はより心を不安定にさせます。

先ほどもお伝えしたように行動から心が左右されます。
ゆっくりとした呼吸をすることによって、心が徐々に安定していくのです。

注意して欲しいのが、呼吸の順番と長さです。
具体的には吐くことからはじめることと、吸う時間より吐く時間を長くすることです。

人は息を吸う時に交感神経が活発になり、吐く時に副交感神経が活発になります。
交感神経とは感情が高ぶらせる効果があり、副交感神経とは感情を落ち着かせるリラックス効果があるのです。

もし不安やイライラした時に吸う方からはじめて、吸う方を長くすると、交感神経が高くなってしまい、より不安やイライラを増長させてしまいます。

これでは意味がないですよね。

もしあなたが不安やイライラを抑えたいのであれば、吐くことからはじめて、吐く時間の方を長くしてください。

スーーーーーーーーーーーーー・・・っ(吐く)

フウ(吸う)

スーーーーーーーーーーーーー・・・っ(吐く)

みたいな感じですね!

数回やるだけでも効果があるので、不安や緊張している時や心が不安定だと思った時に深呼吸するクセをつけてみてください。

深呼吸をすることで心が落ち着く効果もありますが、だんだんと自分を客観視することもできるようになってきます。

客観視することで自然と落ち着いてくるという効果も期待できるので、是非とも取り入れてみてくださいね!

テクニック②マインドフルネスを取り入れる

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続いてのテクニックは「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは「今この瞬間に集中する」という意味です。
今あること、目の前のこと、集中するべきことに集中するなどいう意味ですね。

悩みやすい人の特徴として、いろいろなことを考えすぎてしまう傾向があります。

これは完璧主義であったり、全てを自分の中で抱え込んでしまったり、周りに気を使うあまり自分で抱え込んでしまったりするのですが、とにかく必要以上に考えるクセがついているのです。

逆にあまり悩まない人は目の前のことだけ考えていることが多いのですね。

これを言ったら誰かに嫌われるんじゃないか?これをすることでこんなリスクがあるんじゃないか?
あの時のあの言葉の裏にはきっとこんな意図があったのではないか??

など、目の前のこと以外の裏側を勝手に想像したりして、悩んでしまいます。

もちろんそれが結果的に思慮深さやリスクに対して敏感になれたりするので悪いことばかりではありませんけどね。

とは言え、考えなくてもいいことや、やるべきことがある時にそれに集中できないことは、いろいろと弊害があるわけです。

またそれ以外にも外的な要因に心が乱されることもありますね。
例えば大きな音、声、高圧的な人、視界に入る人影・・・

それらにより、不安、恐れ、イライラ、悲しみなどを抱きやすく、心が疲れてしまう傾向があるのが内向的な人の特徴です。

このように外的な要因に心を乱されなくする。
目の前のやるべきことに集中する。
不要なことで悩まないよう余計な思考はできるだけしないようにする。

これらに必要になってくるのがマインドフルネスです。

目の前のことに集中するスキルが身につけば、集中すべき時に集中できたり、余計なことで悩まないように自分をコントロールできるようになるのです。

では、マインドフルネスを身につけるのには「瞑想」が効果的だと言われています。

普段から瞑想を取り入れて、大きな成功を納めた経営者やスポーツ選手はたくさんいます。

例えば、アップルのスティーブン・ジョブズ。マイクロソフトのビル・ゲイツ。メジャーリーガーのイチロー。マイケル・ジョーダン。レディ・ガガ。
本田圭佑。松下幸之助。メンタリストDaiGo。稲盛和夫・・・
などなど。

何かの分野で成果を出している人の中にはマインドフルネス、瞑想を取り入れている人は多いのです。

つまりそれだけマインドフルネスの考え方を取り入れることで、自分が本当にやりたいことや、やるべきことに集中することができるということなんですね。

瞑想というと坐禅を組んで、全ての意識を無にして何時間も行う、僧侶の修行のようなことを思い浮かべますが、そんなことは必要ありません。

普通に座りながら、立ちながら、歩きながら、なんだったら寝転びながらでもできます。

大切なことは「今この瞬間に集中すること」。それ以外のことは考えないように意識を向けるトレーニングをすることです。そのためには形などはそこまで必要ではありません。

さて、瞑想といっても色々なやり方があるのですが、ここで簡単にできるやり方を一つ紹介します。

それは自分の呼吸と体の感覚に集中するというやり方で、3分程度でできてしまいます。

まずは座りながらでも良いので目を瞑って、次のことをしてください。

①自分の呼吸に意識を集中する(1分)
②周りの音に意識を集中する(1分)
③身体の一部分に意識を集中する(1分)

たったのこれだけです。

①自分の呼吸に意識を集中する(1分)
目を瞑り、テクニック①の深呼吸の時のようにゆっくりと深く呼吸をしてください。

空気が肺に入り、そして吐き出される。
ただ、そのことだけに意識を集中します。

これを1分間、集中するのです。

②周りの音に意識を集中する(1分)
同じように目を瞑り、周りの音に集中します。

周りの音はなんでもOKです!
換気扇の音、空気の音、とにかく聞こえてくる音そのものに集中してください。

③身体の一部分に意識を集中する(1分)
最後に自分の身体の一部に集中します。
つま先、右手の人差し指、足裏とかどこでも良いので、その一点にのみ集中してみてください。

そしてこの時に、集中してる身体の一部を実況中継するように言葉を想い浮かべてみてください。

例えば、今つま先が少し冷たくなってきている、だんだんと暖かくなってきた気がする。なんとなくじんわりとしてきた。などです。

このようにマインドフルネスや瞑想を取り入れることで、今この瞬間に集中することと、余計なことを考えないこと。自分を客観的に見ることのトレーニングをすることができます。

他にも瞑想のやり方は色々とあるので、自分で調べてみて行ってみてください。

毎日、5分とかでも良いので取り入れることで、効果が期待できます^^

テクニック③人を許してみる

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最後のテクニックは「人を許してみる」ということです。

人を許すとは言葉の通りで、今まで許せなかった人を許してみることです。

許せない人を許すとは難しく思うかもしれませんね。

でも、それでも、あえてそれを許すとしたらどうしたらいいのか?
許せないにしても、こうだったら仕方がないと思うにはどうだったらいいのか?
を考えてみてください。

例えば自分にいつも嫌味を言ってきたりする人、性格の悪い人はなぜそんなことをいうのだろうか?と考えます。

これは実はこんな過去があるのではないか?という架空のストーリーでもいいので想像で作ってしまいます。

もしかしたら昔から親からの愛情を受けていなかったり、友達にも裏切られてしまってそれで人を信じることができなくなってしまった。
そして自分が愛されたい、人からすごいと言われたいという気持ちが強くなり、人を見下したり、意地悪することでしかそれが満たされない・・・

もし仮にこんな人だと思ったら、許せないにしても、なんとなく同情したり、かわいそうな人だな・・・と思いませんか?

もちろん、それで人を攻撃していい理由にはなりませんが、少なくとも感情のザワつきが少しは収まるものです。

そして自分もこれまでの人生の中で人に冷たくしてしまったり、その時の気分で人に意地悪なことをしまった経験がないかと思い出してみてください。

きっとあるはずです。

誰でもその時の気分や感情で、大なり小なり良くない態度やトゲのある言葉を発してしまう経験はあります。

だから、人も同じような気分だったり、そういう態度を取ることがあるのも不思議ではない・・・そう思えるようになります。

このように相手の気持ちに共感すること。
相手の気持ちを自分の経験や体験と結びつけることで、より深く理解できるようになります。

すると自然と心の乱れが少なくなり、安定しやすくなります。

ちなみにこれは「聖人君子になれ」と言っているのではありません。

人に対してイラ立つとかの怒りや、悲しみなどの感情を持ってはいけないとか、そんなことではありません。

むしろそれらの感情を否定してしまうと余計に心が不安定になります。

自分の中に起こった負の感情も自分の一部であると認めましょう。
その感情を受け入れた上で、なぜその感情が起こったのか?

それらを感じるトレーニングです。
これを繰り返すことで、負の感情が起こりながらも、それを客観的にみれる状態になり、そして行動をコントロールできるようになります。

心では「コイツ、●ねや!」と思いながら、
行動は冷静にちゃんと対処できるということですね(笑)

少し勇気を持って行動したいあなたへ

さてここまで読んでいただき、内向的がダメだとか、自分の心と向き合うことの大切さやその方法を知っていただけたかと思います。

少しでも自分を好きになって、少しでも楽になった人が次のステップに進むためのちょっとした行動をお伝えします。


これは実際に僕もやっていたことです。

ただし、少し勇気が必要です。
でも効果は絶大です。


それは・・・「知らない人に声をかける」ということです。

別にナンパをしろとか言っているわけではありません。

例えば知らない人に道を聞くとか、その程度で十分です。

郵便局とか、少し有名な観光スポットや建物の近くで、それがどこにあるか聞いてみてください。

はっきり言って、最初は怖いです。

でも実際に声をかけてみたら、意外と優しくされたりするものです。


これをかけるという勇気ある行動を自分ができた。

そして人は自分の言葉を聞いてくれた。

その事実が自分を強くします。


それがわかれば人に声をかけることが少しずつ怖くなくなります。

すると自然と普段いる職場や学校などでも声をかけることも少しずつ楽になるのです。

いきなりは難しいので、少しずつ、自分のことを客観的に見れるようになったり、何か嫌だと思うことが起こっても、それは自分の人格を否定されたわけではないと感じれるようになったら、チャレンジしてみてください。

こうすることで、あなたの中のコンフォートゾーン(居心地の良い場所)を少しずつ広げることができます

コンフォートゾーンを広げることができれば、あなたは自然と、あなたらしく無理をしなくても、心地よい人や一緒にいて楽しい人を見つけることがしやすくなります。

是非とも、楽しみながら挑戦してみてください!

このnoteを読んでくれた方限定個別無料相談

ここまでnoteを読んでいただきありがとうございます!

正直に言うとこのnoteのなかでは僕が経験してきたことや、伝えたいことの半分も伝えられていないと思います。

もっと言えば、心の問題や今内向的な人が内向的なままで自分らしく楽しく暮らすことは、いきなりできることではないと思います。

僕ももう何年、何十年とかけて自分と向き合い、少しずつ自分を理解できるようになりました。

その結果、他人を理解することができるようになり、人とのコミュニケーションも取れるようになりました。

とは言え、元々の悩みやすい体質や、気にしてしまう性格は変わることはありません。

ちょっと油断したらすぐに落ち込み凹みます(汗)

それでも、そんな落ち込む自分を責めるのではなく、落ち込んでいる自分を受け入れて、なぜ落ち込んでいるのか?

その裏側には自分のどんな願望や望みがあるのか?
それらについて考えるようになり、落ち込んでからの回復も早くなりました!

だからこのnoteの内容を何度も読んでもらって、繰り返し自分と向き合うことの大切さやそのさきにある未来を思い描いて欲しいです。

そしてこのnoteを読んでくれた人に特別なプレゼントがあります!

それは個別無料相談の実施です!
内向的な人や人付き合いが苦手な人向けにコミュニケーションや人付き合いに関するカウンセリングを行なっています。

オンラインにて実施。
相談時間は30分〜60分。
顔出し不要、本名不要です。

当然ですがプライバシーは厳守いたします。

通常初回3千円いただいていますが、このnoteを見ていただいた方は無料で相談させていただきます^^

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個別にご連絡をさせていただき、都合の良い日程を聞かせていただきます!

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