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能登の復興は日本の復活でもある

日本海側一帯の守護神でもある
能登半島の先端、珠洲に位置する
「須須(すず)神社」。
1月1日の震災の影響を受けて、
後ろの崖が崩れていたところを
自伐型林業に関わる有志により
伝統工法による修復作業を行った

須須神社の奥宮

古くから伝わる手作り土留め柵
「しがら組み」
堆積土砂に自生した木が成長するころに
腐食して土に帰る循環型工法
地道で時間がかかる作業なため
現在ではそのノウハウを知る技術者も
少なくなったとのこと
それでも
今後の未来の森づくり活動には
欠かせないと感じる

手作業の階段

固く作られた階段も
踏みしめるごとに何とも気持ちが良い
これもみんなでじっくりと修復された
一緒に歩いた方がいった
「熊野古道を彷彿とさせる路」だと。

能登の復興は
4ヶ月以上たつのに
町並みは復興工事の音も静かで
壊れたときから
さほど変わらない風景なのが
泣けてくる

このしがらと
復興を願うわたしたちの想いが
新しい歴史を創っていく
心あるところに光はさす
そんな想いがした

須須神社は
第10代祟神天皇の時代に創建された
由緒ある神社で
祭神は
寺家高座宮の主神高倉彦神
(たかくらひこのかみ)と
山伏山山頂の奥宮に祀られている
美穂須須美命(みほすすみのみこと)。

能登の復興は
日本の復活であると信じている

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