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タイの卒業式🌸2020年度

先週の金曜日、私の勤務校で卒業式が行われた。

卒業式、といってもまだ学年末テスト前。まだ卒業できるかどうかもわからないのになんで??と正直毎年思っている笑

これはうちの学校だけなのかよくわからないが、なぜか卒業式的なものが2回ある。

1回目は全校生徒グラウンドに集まって、成績優秀者へブレザー進呈、送辞や答辞、校長先生の話、サーイシン(のちに詳しく記述)。その後卒業生だけ大会議室に移動して、お坊さんにお経をあげていただく。

2回目は学年末テストが全部終わって、成績が出揃ってから、卒業生のみ集まって卒業証書授与が行われる。

どちらも保護者は参加しない。(これも不思議!)

さて、先週の金曜日に行われたのは1回目の卒業式。今年はコロナのせいで、卒業生とその担任教師のみ1番大きいホールに集まってこじんまりと行われた。私も副担任をしているので参加した。

分散登校で卒業式の練習もほぼできなかったからか、12時半から開始と言われていたのにリハーサルをやり始め(笑)結局13時過ぎに始まった。

今年はまず成績優秀者のブレザーのくだりがあり、それから校長先生の話と卒業生代表の挨拶。その後、お坊さんによる読経が始まった。線香やろうそくに火をつけながら、ありがたいお言葉を仰っているのだろう。学生たちは手を合わせて聞いていた。

それから3年間の思い出の写真のスライドショーを見た。しんみりした雰囲気になるかなぁと思っていたけど、笑いが多く、泣いている学生はいなかったようだった。

さて、その後が先述した「サーイシン」。

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「サーイシン」とは、白い紐状のお守りのことで、これを学生の手首に結ぶ儀式が始まる。

学生たちはクラス毎に教師の前に座り、教師は激励の言葉をかけながら結んでいく。

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私は結構涙もろく、おととしまではこのサーイシンで1人号泣していた笑。(卒業までまだクラスもテストも残ってるのに笑)

今回もちょっとソワソワしたけど、セーフ!号泣は「3年間の思い出」のスピーチの時に取っておく。

さあ、あともうちょっと!全員単位を落とさず卒業できますように🙏

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