『原子力時代における哲学』読了
本日はブックファースト新宿店で買ったコチラを読了。
付箋はこんな感じ。
流石に見事な手捌きで「原子力信仰」を炙り出した。ただそれでも「信仰」を手放さず再稼働を始める日本とその地方情勢。
「高浜原発再稼働に正式同意 町議会、40年超原発では国内初」
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/201126/mca2011260600005-n1.htm
「女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま」
https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/67850
引用はコチラ。
「客観的理由や客観的基準を出すことはとても重要で、説得力を高めるためにもっともっと客観的データを出していかないといけません。ただ、それだけでは原子力時代を乗り越えられない。客観的な理由や基準を出して、原発が止まるのはいいことです。でもそれだけでは、「思惟からの逃走」は止められない 〜中略〜 原子力時代を乗り越えるためには、その心性そのものについて考えを深めていかねばなりません」
「知性の声はか細い。しかしこの声は誰かに聞き取られるまで止むことがない。何度も繰り返し聞き過ごされたあと、最後にはやはりそれを聞き取ってくれる人が出てくる(フロイトからの引用)」
もっと学ばねばならない
自称市井哲学者
佐藤学
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