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『チョンキンマンションのボスは知っている』読了

本日は山下書店大塚店で買ったコチラを読了。

付箋は疎だが、とにかくボスの「カラマ」のキャラがめっちゃいい^ ^

社会的にグレーな部分は多々あるが、義務感や呪いを発生させない緩やかな「贈与」「互酬」が行われている共同体の実例。ポイントは「ついで」と「テキトー」。今後の社会の有り様にとって、示唆に富んだ一冊。

引用はコチラ。
「他者の「得体の知れなさ」を「未知/不可知の可能性」として歓迎し、上場企業の社長や大統領秘書だけでなく、アンダーグラウンドな仕事をしてする人々とも「ついで」の親切を提供することで気軽につなが(る)」
「自分に都合よく他者や社会を意義づけることより、裏切られる事態をふくめた不確実性が存在することの重要性を知っている。彼らの仕組みは、洗練されておらず、適当でいい加減だからこそ、格好いい」だ」

江古田のボス(=町内会の世話焼きジジイ)
佐藤学

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