iPhoneをWebカメラにする
最近、Stay at HomeのおかげでWebミーティング「Skpe」や「Zoom」といったビデオチャットアプリの世話になる機会が増えてきた。僕のMac Book ProはFace Timeカメラの画質がショボく、USBのWebカメラでも購入しようとしたが、マスク同様Webカメラ・マイク・キャプチャー等の配信関連機材がごっそり世の中から消えた。これは困ったなと思いNetを検索してみたところ、iPhoneをWebカメラにする記事が数多く上がっていたので、早速試してみた。
この記事ではスマートフォン向けのウェブカメラ化アプリを利用している。iOS版のNewTekのNDI HX Cameraが無料(追記:4/2〜5月末までコロナ対策で無料だそうです)で良いと言うことなので使って見ることにした。前はAndroid版アプリもあったそうだが今はないと言うこと。
自分の備忘録でここに記すことにする。
記事には『NDI Tools』に含まれる仮想入力アプリ「NDI Virtual Input」ユーティリティがWindows向けにしか提供されていないと書かれているが、現在はMac版『NDI Tools』にも提供されている。
NDI Virtual Inputユーティリティは、仮想カメラ的に振る舞う(実際は仮想ではないのでドライバー的なもの)Zoom以外にも検証したがSkypeアプリや配信アプリOBSにも有効であった。
●Macの場合(あまり記事がなかったのでここに記す)
1.NDI Toolsをダウンロード Macにインストールする 何個かのアプリが含まれているが、一応全部入れてみた
2.iPhoneでAppStoreから「NDI HX Camera」をインストールする
3.Mac上で「NDI Virtual Input.app」を起動する
4.iPhoneをMacBookProにUSBーLightningケーブルで接続し、「NDI HX Camera」アプリを起動する
5.MacのToolbarのNDI Virtual Inputの【Sourcesー自分のiPhone名ーNDI HX Camera】にチェックを入れる
6.Zoomを起動してカメラとマイクのテストをする ビデオ設定のカメラを選択でNDI Video オーディオ設定のマイクを選択でNDI Audioにする
注意点としてiPhoneの画面のNDI HX Cameraが消えるとZoomのビデオをフリーズする。iPhoneのカメラはインカメラより外側のカメラの方が断然綺麗なのはご存知のとおりである。
●Windows10の場合(前出の記事の補足)
Windows10でも試してみた。はじめ上手くいかず、またNetを検索したところ、iTunesをインストールしないとWindows10がiPhoneを認識しないらしいと言うことがわかった。僕のWindowsは最近更新したためiTunesが入っていなかった。iTunesをインストールしたら問題なく前出の記事のようにZoomでiPhoneをWebカメラとして認識できた。他の設定は記事を参照して欲しい。
追記
ポスプロのレスパスビジョンさんがZoomのTipsを上げています。音声の詳細設定とビデオの詳細設定です。参考にしてみてください。
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