青梅メダル

青梅マラソン、雨セーフ

新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大で、開催が危ぶまれたが、第54回青梅マラソンが開催された。

ただし恒例の高橋尚子さんらによるコース上でのハイタッチは自粛。
残念だが仕方がない。

スタート地点最寄りの河辺(かべ)駅に着くと雨が普通に降っていて絶望的な気分になった。
今日はタイム狙いはやめてとりあえずずぶ濡れでも完走、を目標にしよう。

同僚が取ってくれていた体育館の着替えスペースで、参加者らでごった返す中そそくさと着替えて外に出ると、雨は小降りに。

スタートの列に並ぶ頃には上がっていた。

ラッキーかも!

ゲストの高橋さんも「今日はベストコンディション!」とコメント。

が、一度切ってしまったスイッチは今更入らない。

スタート前に、100均で買ったレインコートをしまい、程なくスタート。

同僚とほぼ最後尾に並んだものだから、スタートラインを切るまでに10分以上かかる。

さて、問題はここからだ。
というかここからずっとだった。

街も道路も狭いのに2万人規模の大会。
前の群衆を抜くに抜けず、折返しを過ぎても眼前に広がるのはランナーの群れ。

タイムへの挑戦はやはり早々に諦め、ラスト10キロのスピード練習と割り切ることに。

変更後のプランどおり、20キロ手前からは設定タイムを刻み、余力を残してラストスパート。

とりあえず折り返してからは誰にも抜かれなかった。
それと最後に伸びやかに走れるのは、そこまでどんなことがあったとしても気分がいい。

今日はこれでよし。

日本を代表する男女のトップランナー(前田穂南さんは日本新!)ともすれ違うことができたことだし。

おしまい

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