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夫に吹く新しい風が楽しみ(DAY4)

10月から「ライティングギャラクシー」に参加し、2023年追い込むべくチャレンジ中の私ですが、
夫も、10月から3ヵ月間の狩猟・ジビエに関する講座に参加している。
月1回の開催で、11月は2日間連続なので、実技含む合計4回の講座。

講座の目的、及びゴールは
『狩猟を通じて自然を守ることについて考え、鳥獣被害問題解決に取り組むための基本的な考え方と技術を学ぶ。』

ちなみに、この講座、私がFacebookで目にしたものを、彼に共有、お勧めして受講したという流れ。


夫と私は、夫婦あるあるですが、対照的なキャラクターです。

夫は『保守的』であることに対して、私は『変化的』。

※「保守的」の対義語は「進歩的」ですが、私は進歩的ってわけではないので、上の表現を採用。

夫は、新卒以来入社した会社で、約20年働き続けている。激務に悩み、上司に悩み、転職が頭に浮かんだことがあったけれど、特に行動に移すことはなく、家族を支えるためには、退職金の条件がよくなる50歳までは辞められないと話している。

一方の私は、転職5回の末、会社員を卒業して、今はフリーランス。現在の目標は畑のある家に住むための地方移住。会社員時代も、夫に海外赴任のチャンスがないならと、自分で海外赴任をゲットすべく模索したり、一時は、子連れ海外留学なんて真剣に考えていたり。笑
本人は至って、真面目にがんばってけなげに生きているつもりが周りから見れば、破天荒キャラ。

夫と私の考え方の違いがよくわかることは、仕事へのスタンス!

夫曰く
『仕事なんて楽しいはずがない。楽しかったらそれは仕事ではない』

それに対して、私の信念
『楽しくない仕事なんてする意味がない』

はい、完全に真逆です。笑


そんな夫が、この講座への参加を決めたことが私は何よりもうれしい。

私が、ちょいちょい、地方移住して畑をやりたいと言い出してから、かれこれ2年。
ちなみに、私に大きく影響を与えているのは、夫のご両親。
お義父さんの実家の畑に憧れており、なんなら、そこに住みたい。

最近、もっぱらソロキャンプを楽しむ夫は、私よりもずっとアウトドア派。
カヌーはやるし、魚は突くし、特技は火起こしだし、私の地方移住の夢に合わせて、夫は、なんなら川沿いに暮らしたいとつぶやく。
ぽつんと一軒家並みの生活がしたいらしい。

キャラクターは真逆だけど、自然好きはかぶっている私たち。
憧れる生活の未来像はそんなにかけ離れてない。

そんな折、夫が
「”狩猟”はちょっと興味があるんだよね。」
と話していたことは、私の印象に残っていた。

理由は多分、私は、鶏も飼って、卵もとりたいと思い描いているのだが、卵を産まなくなった後の鶏をちゃんと自分で食べれるのかという課題が解決していない。

そこで、夫は、その上をいくような狩猟に興味があると言うではないか。

今回も、知らない人の場に1人で行くのが嫌なのか、私も一緒に受けたらいいのにと誘う。
私はまだ、命をいただくことを目の当たりにする覚悟ができていないから無理・・・
覚悟がないのです・・・

一方で、夫が、1人で参加することもよいのだ。

会社と家の往復では、会う人は決まっている。
趣味のソロキャンプも、1人時間。

講師の方は脱サラして、狩猟だけでなく、ジビエの流通の仕組みづくりに、自分がやらねばと取り組んでいる人。
日常では、絶対合わない人たちとの交流の場。

夫の中に何か新しい風が吹き込まれることが感じられる。

第1回目の講座を終えた彼に感想を聞くと

講師の人の行動力がすごい。課題もよくわかる。仕事として狩猟を成り立たせるための仕組みづくりに挑戦している。狩猟をする後継者を求めてる。若い子も数名参加しているけど、自分も、あの年齢でこの場にいたら、考えちゃうよね。」

とな。

最後の一言、いいねー。
それ、あなたの魂の声ではないですか?

とニヤリとしてしまう私がいました。

11月は2日間かけて、わなを仕掛けて、狩猟の実体験。
夫のどんな声が聞こえるか、今から楽しみです。

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