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地方暮らしもいいけれど、実際どうやって「食ってる」の?阿東在住の若手が本音トーク!あともり第3回学習会

阿東を盛り上げたい女性のネットワーク(あともり)が、中国地方発の年刊誌「みんなでつくる中国山地」とコラボした学習会を3月4日、山口市阿東徳佐のなかおりんご園で開催しました。

今回のコラボは、「みんなでつくる中国山地」の最新刊(003号)の巻頭特集で、あともりが取り上げられたことがきっかけで実現。地方移住に注目が集まる中、「ここで食っていけるの?」という疑問や不安に答えようと企画しました!山口市内外から約40人の参加があり、阿東のリアルな生活や暮らしについて語り合いました。


輝美さんと森田さん。テーブルはコンテナ。窓の向こうはりんごの木。阿東らしさ満載
のロケーション!

第1部:「みんなでつくる中国山地」ってどんな本?

前半は、みんなでつくる中国山地の編集メンバーである田中輝美さん、森田一平さんをゲストに招いたトーク。お二人は、中国地方の各地で、多様なスキルを組み合わせて地域の困りごとを解決する仕事をしたり、ひとりで大きく稼ぐのではなく仲間と支えあったりと、豊かな働き方が生まれていることを紹介しました。


笑顔いっぱいのトークセッション

第2部:阿東で「食っていく」トークセッション

後半は、田中さん、森田さんを進行役に、阿東で「食っている」4人が暮らしのリアルを語りました。
登壇者はこちらの4人の皆さん。
中尾和広さん、中尾美佳さん(なかおりんご園)落合せい香さん(農業×ゲストハウス経営)松戸基緒美さん(マルチワーカー×地域おこし協力隊)
移住前、都会で働いていたころの手取り額も飛び出し、単純にお金では測れない地方暮らしの価値について、本音で語りました。
フロアからの「阿東の良さは何だと思いますか?」との質問に、「阿東の良さは、自分で感じるもの。ぜひ阿東に来て見つけてください」との答えがとっても印象的でした。


2階から300個の餅が降り注ぐ~!

最後はこれでしょう!300個のお餅まき~

最後は、山口県のイベントには欠かせない餅まき!大人も子どもも大盛り上がりで幕を閉じました。
地域や世代を超えて、阿東に思いを寄せる皆さんと、改めて「阿東暮らし」の価値を考え、豊かさを実感する会となりました。ご参加の皆さん、本当にありがとうございました。

「みんなでつくる中国山地」とは?

「過疎は終わった!」と大胆なフレーズを掲げて創刊。2022年の最新刊は「ここで、食っていけるの?」をテーマに、中国地方で暮らす人々の多様な生業、暮らしを特集し、巻頭であともりを紹介。
詳しくはこちらへ    

「あともり」とは?

山口市阿東地域に関心を寄せる女性同士がつながるプラットフォームをつくろうと2019年に発足。毎月の「女子会」や学習会を通じてメンバーが思いを語り合い、「やってみたい」ことを形にしている。
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