自分を許すこと
先日の投稿で「よいお年を」と書いたくせに年内にまた投稿しています。
Spirit of a Womanの編集後記は別枠ということで…てへぺろ。と、最新YouTube動画公開のお知らせです。
滝口いず美ちゃんを筆頭に、Maiちゃん、リンダちゃんという、パワフルなIHプラクティショナーたちによって開催されたIHリトリートが先日無事終了しまして、これはそのリトリートが始まった直後に収録されたものです。
リトリートのテーマが「ソウルギフト」。つまり、過去の傷をギフトに変える、という内容だったのですが、それにちなんでなぜ過去をわざわざ見て、それをギフトに変えることが大事なのかという話をいず美ちゃんがしてくれています。
この動画を編集しながら思い出したのは、2022年の冬、私自身がIHプラクティショナーになる講習会に参加した時のこと。
講習会は2週間くらいにわたって、それ自体がリトリートのようなもので、習っている我々にもたくさんのヒーリングが起こるのですが、私は最初の数日で「もう完全に癒やされちゃって満たされちゃったかも」みたいな気持ちになったんですね。
その翌日の朝も満たされた気分が続いて、史上かつてない穏やかさで、講習会の会場に向かう途中、コーヒーを買ってしみじみ幸せを感じていたら、ボンッと腹の奥深いところから、30歳の時の、人生で最大級に嫌だった出来事の記憶が迫り上がってきたんです。
その出来事は、私の人生で、おそらく過去最大級につらかったことで、それがきっかけにうつになりアームカットが始まったというものなのですが、でも、だからこそ私は自分の中に答えがあるということを知って、違う方向へと人生の舵を切れたとも思っていた、つまり、もう癒やされていて、ギフトにできていると思っていたんです。
だけど、IHヒーリングは、というか、私の潜在意識は言ってきたんですね。
「いや、あんた、そこ、まだギフトにはできてないで」って。
それでも、私は、またあの感情を感じるのは嫌すぎたから、その記憶が迫り上がってきたことは講習会に参加した仲間に共有しつつ、セッションでのお題には上げることはできないまま数日が経ちました。
ただ、講習会が進むにつれ、IHを体験すればするほど、クライアント(受ける方)にとってコントロール不能なことにはならない、受ける方がトラウマを深めるようなことにはならない、ということに信頼を置けるようになってきて、今、ヨガのラジオをご一緒するようになった佳代子ちゃんと交換セッションするときに、ようやくそのお題を出してみることができたんです。
そのときのセッションことをMaiちゃんにしゃべっているのがこちら。
(ちなみに、今となっては、その出来事は何か、口に出すことを厭わない自分もいるのですが、関係するのは私一人だけでなく、言葉にすることで影響を受ける人が少なからずいることを考えるとそれは避けたく、今後もきっと詳しくは言うことはないと思います)
長くなったけど、あの講習会で、私は、18年前の、その人生最大級につらかった過去の出来事を本当にギフトにできたんだろうなって、今回の動画の話を聞きながら改めて思いました。
そして、2022年にそれをギフトにできたことによって、今年2023年、次の章に進むことができたんだろうなって。
ちなみに、その過去の出来事をギフトにするために私に必要だったのは、その出来事を引き起こした自分を(自分が)許す、ということでした。
もちろん、その時は、まさか自分が自分を許していないなんて一ミリたりとも思っていなかったのですが。でも、きっと、潜在意識の深いところでは、「お前がしたことを忘れるな。お前は人様の前で愛など語る資格はないぞ」ってやっていたんだろうな。
さてさて、そんなIHリトリートは、IH in LAのメンバーたちによって、来年以降も定期的に企画・運営される予定です。
集中的なリトリートはいきなりハードルが高いという方は、メンバーの個人IHセッションを受けてみるのもいいかもしれません。
私はまだこのメンバーになっていない(クオリファイするだけの経験がまだない)けれど、私も僭越ながらIHセッションは提供させていただいていますので、ご縁がある方はもちろん私からでも。
さて、いよいよ年末、今度こそ今年最後の投稿(か!?)。
来年に向けて目標を立てるのもいいけど、まずは今年できたことに花マルをあげることができるいいよねって思います。
できていないことは嫌でも目につくから(笑)、ちゃんとできるようになったことを見てあげるって大事よねって。
それでは(今後こそ)みなさん、よいお年を!