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歌と振り返る「トイ・ストーリー」

こんにちは!DDDさとこ。です。

今回はピクサーの代表作であり個人的にも大好きな名作「トイ・ストーリー」シリーズを主題歌や挿入歌と共に振り返ります。

懐かしの名シーン、
一緒に思い出しませんか?

目次

トイ・ストーリーとは?

「1」の楽曲たち
.君はともだち
.すべてがストレンジ
.幻の旅
.ハクナ・マタタ

「2」の楽曲たち
.ホエン・シー・ラヴド・ミー
.ウッディのラウンドアップ
.君はともだち(ウィージーver.)

「3」の楽曲たち
.君はともだち(スペイン語ver.)
.僕らはひとつ

「4」の楽曲たち
.
.

まとめ

トイ・ストーリーとは?

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1995年公開のピクサー長編映画第一作。
世界初のフルCGの長編としても知られる。
「もしもオモチャに心があったら?」という世界で繰り広げられる冒険と友情の物語。
「1」の楽曲たち

君はともだち

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シリーズ通しての文字通り「テーマソング」
「1」のOPから「4」のED、
KH3でもBGMとしてアレンジが使われた。日本語版はダイアモンド・ユカイが担当した。
「変わらない友情」を優しく穏やかに、
時にカッコつけて歌っている名曲で、
何かに秀でていなくても良い。思いやりの心さえあれば。
というメッセージが心に響く歌。
作品によって色々な受け取り方が出来、
時にウッディとバズ、
時に観客とオモチャたちと、
その解釈は様々。
しかし「3」に関しては間違いなく持ち主・アンディと主人公・ウッディの友情の歌だった。

すべてがストレンジ

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ウッディがバズに全てを取られた(と思い込んだ)時の挿入歌。
成長前の彼を表現している秀逸な曲で、
リーダーシップの裏側にある目立ちたがり屋で仕切りたがりな面や、
持ち主への愛情の裏側にある嫉妬心、独占欲を
「これでもか!」と表現している。
ポップな曲調と子供っぽさが観ているこちらを笑わせてくれる名曲。
「俺の天下さ何もかも」という歌い出しに全てが集約されていて、
これから大きくなっていくウッディのスタートラインだと感じられる。

幻の旅

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バズが「オモチャ」という現実を突きつけられた時の挿入歌。
スペースレンジャーは「設定」であり、大量に作られた「バズ」の一つでしかない事を知り彼は絶望する。
理解しながらも諦め切れずにもう一度飛ぼうとする名シーンは涙なしには観られない。
曲自体もゆっくりと盛り上がり、
シーンと共にクライマックスを迎える。
この場面を経て、
序盤からウッディがバズに言っていた
「お前はオモチャだ!」の意味合いが全く違うものに変わる。

ハクナ・マタタ

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映画のクライマックス、
引越しシーンの車内でかかっている曲。
ディズニー映画「ライオン・キング」の挿入歌でもあり、
歌っている「ティモン」の声優・三ツ矢雄二が本作ではレックス役で出演している。
お気楽極楽な明るい歌で、
車外ではオモチャ達が緊急事態を迎えているのでそのミスマッチ感が笑いを誘う。
ライオンキングでは主人公・シンバが故郷を離れて行き着いた先で「ハクナ・マタタ」が使われたので、
本作の引越しとかけてあるのかも知れない。
「2」の楽曲たち

ホエン・シー・ラヴド・ミー

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ジェシーが持ち主との思い出を振り返る、
回想シーンの切ないバラード。
シリーズ唯一の女性アーティスト曲で、
あたたかく細く綺麗な歌声と「愛されてた」という過去形の歌詞が胸を打つ。
気丈に振る舞うジェシーが抱える深い哀しみ。
持ち主をどれだけ想っていて、
そしてどれだけ傷付いたのかが分かる。
ウッディが一度はアンディを諦め、
寄り添おうとしたのも理解出来る。

ウッディのラウンドアップ

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劇中劇「ウッディのラウンドアップ」の主題歌であり、
朗らかで楽しげな音楽とヨーデル感が聴けば聴くほど楽しい楽曲。
このシーンにてウッディが以前は子供に大人気なオモチャだったと判明する。
大爆笑のNGシーンにも使用され、
より明るい空気感に仕上げていた。
こっちのイメージが強い人も多いだろう。

君はともだち(ウィージーver.)

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EDにて流れたペンギンのおもちゃ・ウィージーによる「君はともだち」アレンジ。
原曲よりもムーディーな曲調で、
ジャズっぽさたっぷりなイントロの盛り上がりに一度聴くだけで心奪われる。
疲れ切った表情の多かったウィージーが、
ドヤ顔かつ美声で歌っているのがとても微笑ましく可愛い。
ちなみに彼は僕のイチ押しキャラだ。
「3」の楽曲たち

君はともだち(スペイン語ver.)

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劇中で誤って「スペイン語」のボタンを押されてしまったバズの後ろで流れる。
テンポとノリがとても良く「情熱の国」
たるスペイン感に溢れている。
バズの性格もその国毎に変わるのか、
普段のクールな彼とは正反対のアツい男に変わる(言語はスペイン)
今までは主題歌としてグッとくる使い方をされていた「君はともだち」の幅を感じる場面であり、
同時に「バズ」の新たな面白さも掘り下げてくれる名シーン。
「3」のラストでは非常に重要な、
この「トイ・ストーリー」という作品の締めくくりとして通常ver.も使われるので、
対比の意味もあるのかも知れない。

僕らはひとつ

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ED主題歌。
優しくも切ない「別れ」の余韻を残しつつ、
朗らかで春のような気持ちになれる名曲。
タイトルの「僕ら」というのも、
アンディxウッディ、
ウッディxバズ、
ウッディxおもちゃ達と、
感情移入している対象によって捉え方が変わり、
各々の解釈で楽しめる。
「4」の楽曲たち

God only knows(神のみぞ知る)

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予告編(トレーラー)にて使用されたビーチ・ボーイズの楽曲。
切なく綺麗な中に温かさ、
希望を感じさせる歌。
ウッディが最後に何を選ぶのか?
という最大のポイントに対しての曲名なのかも知れないと考えると深い。
本編未使用。

君のため

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新たに仲間入りした「フォーキー」の世話を焼くウッディ視点の歌。
彼の優しさや温かさ、
そして少しの「弱さ」を感じさせる。
1の「すべてがストレンジ」が自分を中心にしている歌だったのに対して、
完全に「相手」に焦点を当てている事からもウッディが大人になったと分かる。

まとめ

如何でしたか?

僕自身、とても懐かしい感情を抱きながら執筆しました。

「1」からリアルタイムで観ている方や、お子様が産まれて続編を一緒に観た方もいらっしゃると思います。

ぜひもう一度、今度はこの名曲達も楽しみながら鑑賞してみて下さい。

きっと新しい発見や、より深い楽しみ方が出来ると思いますよ♫

それでは、DDDさとこ。でした!


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