出来ることから始めよう
ヘッダーは2011年の東日本大震災の時に職場で行った募金活動の写真です。あの時はたぶん皆さん、草の根活動でそれぞれされていたと思いますが、私も毎日カップケーキを作って売ると言う地道なことをやっていました。
地域では「Japan Relief Fund Japanese Society of HBG」と言うコミュニティに参加し、それぞれ小さな支援を集めては報告、まとまった金額になったところでドネイションしました。
「さてどこに送る?」では
かなり揉めたのを覚えています。
今はSNSを通じて、どんな活動をされて義援金が何に使われているのかがはっきり分かりやすくなっているので、東日本大震災からは随分変わったなと思います。あの草の根活動から13年、今はオンラインで簡単にドネイション出来るのは助かりますね。
沢山の方が頑張っておられる中で、初発にSNSから流れて来た活動、応援させていただいている方々。
たぶん皆さんニュースでご存知とは思いますが、支援先は分からないかも知れないので載せておきます。
空飛ぶ捜索医療団
(災害緊急支援プロジェクト
ARROWS)
医療はヘリで空から、物資は船で、地震直後の初期対応からの素早い動きに救われている地域は多いはずです。
活動の動画を拝見させていただきながら手を合わせていました。
記事に載せているどのチームにもワンコが活躍しています。
名古屋市消防局
翌日にはヘリでの救助活動されていました。消防車が進入できない地域で水陸両用バギーを活用して捜索活動を継続。車両は水陸両用バギー。
そして、大活躍だったワンコ達
認定NPO法人
災害救助犬静岡
捜索救助犬チーム『HDSK9』
初動から頑張った
救助犬コア君
NPO法人
北海道災害救助犬
救助犬のトレーニングの様子や活動をされている方のお話を聴くと涙が込み上げる。誰もが出来ることではない事を実際に行動されているのは素晴らしいし感謝しかない。
動物レスキュー
「チームうーにゃん」
こちらは翌日にはもう被災地に向かわれると言う早さ。
Xで1番最初に目に飛び込んできた動物レスキューの方々でした。
3日間、家の下敷きになっていた場所から鳴き声を頼りにワンコを無事救出され、この時、偶然にも自衛隊がいらして「バールやノコギリで瓦礫を素早く退けて下さった」と書かれていて、やはりトレーニングされているプロの力は凄いなと思います。
ペット宿泊可能な
irukahostel
@irukahostel
NPO法人ピークエイド
野口健さん率いるNPO法人ピークエイドでは寝袋やマットに加え、飲料水やソーラーランタン、テントシューズなどを直接現地に、数日前はビニールハウス生活をされている寸断された地域へ徒歩で運ばれています。
現在の支援を見ると寝袋を求められている支援団体が多くなっているな、と思います。そんな中でモンベル「アウトドア義援隊」も大活躍。
八神純子さん、大江千里さん、宮﨑薫さんがご出演のチャリティー基金でも、その全額を『東日本大震災ふくしまこども寄附金』(福島県)及び『令和6年能登半島地震災害義援金』(社会福祉法人中央共同募金会)へ寄付されています。
毎年続けられているのは素晴らしいですね。
こうして見ると、
13年経って変わっていないのは国の対応だけなのかなと改めて思います。国は何度も経験している災害。
ここ数年は毎年の様に起こっています。地方にとっては初めての被災地になる場合がほとんど、しかも被災してる場所は混乱している中で初発をどう動くかなんて本当に難しい。
今回もニュースで見かける救助隊はほとんど地方自治体からの派遣やボランティアの方々。
素人考えだと、この日の為にプロの訓練をされ、空、陸、海から支援が出来るスペシャルイクイップメントを保持している自衛隊はどこ?って、最初の1週間、画面の中を探しました。
私が見落としていただけでしょうか。自衛隊の方々は行きたいけどオーダーが出なかったと話されている記事も見かけました。
こう言うのを見るとやっぱり、亡くなられた方々や今も被災地で取り残されている方々の為、これからの復興の為にも、誰が指揮をとるか、自衛隊が秒で動けるシステムを作って欲しいと心から願いながら、
被災されている方々の一日も早い復旧と皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
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