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海外暮らしあれこれ

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13年目になる海外暮らしで日々感じること、思うことを書いた記事をまとめたマガジンです。
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#日常

異文化に学ぶ身体と心のデトックス

瞑想家ヨギSatokoです。今日はいい風が吹いています。 今週のインドネシアは宗教行事が続いています。10年以上繰り返しそれらを見てきましたが、そこには日常を離れて心と身体を浄化する力があると感じます。 ・・・・・・・ 昨日はヒンドゥー教のニュピと呼ばれる日でした。 ニュピはヒンドゥー教の暦の新年最初の日。前日に悪霊を退治し、当日は外出せず、無灯火で過ごします。それは退治した悪霊がまだ上空にいるかもしれないから、見つからないようにするため。 住民のほとんどがヒンドゥ

森の小径で意外過ぎるものを見つけてしまいました。

瞑想家ヨギSatokoです。 今週はnoteからひとつの記事にふたつもお祝いボードをいただいて、嬉しい限りです。 noteは私と同じ、コーヒー好きの方が多いようですね。 今日の朝ヨガの後、たまにはカフェで優雅にコーヒー飲みながら作業してみようかと、インスタで見つけた丘の上の居心地良さそうなカフェに向かう途中、大変なものを見つけてしまいました。 文字をよく見ると、これって、あれだよね?? 東南アジアの地方都市の、町はずれ(というかほとんど山)の小径の、モダンなお家の入り

猫との暮らしはにゃんとも愉快

今日は、2が並ぶ、にゃんにゃんにゃんの日だからなのか、夫が唐突に「猫と暮らすと幸福度が20%上がるんだってよ。」と言う。 どこからの情報なんだろう。ついでに「うちは2匹いるから、40%ですねー。」と。それ、単純に足し算でいいのかしら。 確かに、猫を飼い始めて約一年。猫たちが割ったグラスはもはや1ダースを下らない。なのに怒る気にもならないのは、猫たちの癒し力がそれを上回っているからなのでしょう。 ・・・・・・・ 犬には厳しいが猫にはやさしいインドネシア。今住んでいるこの

言葉が紡ぐ三つの世界:トリリンガル家庭の日常

瞑想家ヨギSatokoです。 先日こちらの記事を読んで、うふふ、そうそう。となっていました。 二か国語以上話す人は、言語によって人格が違う。ホントにそうだと日々感じています。 私の4人の子供たちは、家庭では日本語で話し、小学校はインドネシア語メインで、中学からは英語で勉強しているので、全員トリリンガル。言葉と同時に3つのタイプの人に変化します。 日本語で「ありがとう」と言うときは、自然と頭を下げる、謙虚なタイプ。 英語で「Thank you」のときは、スマイルで相手

他者のリズムで動くとき

こんばんは、Satokoです。 二か月前から文化交流のために、私が住んでいる地域の民族舞踊、「ジャイポンガン」を始めました。 ジャイポンガンは、インドネシアの西ジャワ地方の民族舞踊ですが、1970年代から広まった新作舞踊。 伝統的なインドネシア舞踊の動きに武道の動きが入り、現代的な即興の要素も加わったものです。 インドネシアには各地に数多の民族舞踊がありますが、他と比べるとかなりエネルギッシュで情熱的なダンス。結婚式やパーティーで披露されたり、地元の小学校では授業で習

バレンタインの投票日

瞑想家ヨギ Satokoです。 今日のインドネシアはバレンタインどころじゃない。大統領選挙の投票日でした。有権者数は2億480万人。世界最大の直接選挙です。 この国では投票日は日曜日ではなく、臨時の祝日になります。週末まで選挙活動→2~3日の冷却日→投票日の流れなので、週の真ん中あたりに祝日。これはかなり嬉しいこと。 「休みの日に投票に行く」と、「投票のために今日は休み」の違いはすごく大きい。前回2019年の大統領選の投票率81.93%も、そりゃそうなるよね、と思えます