見出し画像

2022→2023

2022年は念願だった就職を叶えることができて素晴らしい1年となりました。

「子供が欲しい。パーマネントポストに就きたい。」 
女性として研究者として両方の夢を追うのは簡単ではなかったです。
「二兎追うものは一兎も得ず」と何度も頭をよぎりました。
いくら努力しても叶わない夢がたくさんあることも知っています。
でも、運よく両方を叶えることができました。本当に感謝しています。

ポストに着いて、プロジェクトを幾つか始動し、講演会・アウトリーチなども充実した1年でした。
思えば、去年復帰してから、波に乗って書きたい文章を書くことができるようになりました。妊娠中や授乳中はそれが難しかったのです。男性には想像もできないかもしれないです。
私を母にしてくれた娘に、そして私を研究者に戻してくれた息子に、感謝。


2022年振り返り

1)異動
これが今年一番の事件。東南研に感謝。雰囲気も良く環境も最高です。

2)論文出版
昨年度から5本アクセプト、査読なし1本受理、2本もう少しです。
二兎を追う(妊活と就活を同時並行する)のが大変で、その間論文が全く出ず、5年のブランク、長かった・・・来年度は最低3本firstを投稿する。

3)JST創発スタート
この先何がやりたいのか、やれるのか、考えることができました。
依田さんのアドバイス通り、10年20年先を見て大きな仕事がしたいです。申請時アドバイスをくれた原田先生に感謝。

4)科研費学変A公募研究まさかの採択
本当にまさかの・・・しかしチームに入れたことが非常に嬉しい。
学生の気分でイチから頑張ります。

5)水族館とのコラボ
色々な方にご協力いただきました。おかげでアウトリーチ活動をかなり広げることができました。

6)一般へのアウトリーチ・若者向けの発信
博物館などでの展示協力、HP情報発信、公開講座登壇、地域の活動。
そしてバイオロギング研究会WS高校生・学部生向け講演会。質疑応答盛りだくさん、他の研究者の回答でかなり勉強させていただきました。

7)終わらないコロナ禍と子供たちの成長
世間的にはコロナ禍は終わり海外出張も元通りかもしれませんが、医療関係者の世界ではコロナが全くもって終わっておらず、完全に板挟み。
発熱の早退や欠席は減りましたが、下の子2歳、まだまだ風邪をもらってくるので、コロナ禍の対応、過敏な方もいる中とても大変でした。


2022年業績まとめ

・論文5本(主著2、共著3)、投稿中1、投稿寸前2 +@
・著書分担執筆中1
・学会・シンポなど発表(主著招待3、主著1、共著5:うち2本で学生が受賞)
・広報記事2、報道1、展示協力・共同研究紹介6、CF応援1、Web広報2
・研究費採択1件(科研費学変A公募版)、学内委員会3、指導学生の助成金2(笹川、WRC)、指導学生の受賞2、指導学生との論文42022年業績まとめ
・論文5本(主著2、共著3)、投稿中1、投稿寸前2 +@
・学会・シンポなど発表(主著招待3、主著1、共著5:うち2本で学生が受賞)
・広報記事2、報道1、展示協力・共同研究紹介6、CF応援1、Web広報2
・研究費採択1件(科研費学変A公募版)、学内委員会3
・指導学生の助成金2(笹川、WRC)、指導学生の受賞2、指導学生のテレビ出演1、指導学生との論文4


時系列(削除するHPより)

2022-12-17 勇魚会シンポジウムで講演します。
スナメリ 小さなからだの大きなふしぎ「音響調査で明らかにするスナメリの分布変化」

2022-12-1 海遊館のクラウドファンディングに応援メッセージが掲載されました。
「ジンベエザメ保全のために海遊館ができること謎に包まれた回遊ルートの解明に挑む」

2022-11-30 共著で論文(学術情報)が出ます。 
渡辺ら「BiPによるデータ共有と海洋の可視化」日本生態学会誌

2022-11-28 水族館技術者研究会で発表しました 
共著1件「ジンベエザメのテロメア長と酸化ストレスについて」

2022-11-26 第18回バイオロギング研究会シンポジウム
2日目のWSでお話しします。高校生・学部生向けの研究室紹介です。申し込みはコチラ

2022-11-19 共同研究が紹介されました
「藤前干潟ふれあいデー2022~ラムサール条約登録20周年記念~」出展:名古屋港水族館「名古屋港スナメリプロジェクト」

2022-11-11 論文がCSEAS HPで紹介されました
「軟骨魚類のテロメア長と酸化ストレスを検出」

2022-11-6 京都市動物園「動物園DEサイエンストーク」で講演します
「音で見る:イルカのエコーロケーション」定員は先着30名です!

2022-10-29 共同研究が紹介されました
「なごや生物多様性センターまつり」出展:名古屋港水族館「名古屋港スナメリプロジェクト」2022-9-22

2022-9-22論文がでました
Hori, Kimura et al. Fisheries Science 2022(初めてのサメエイ論文です)

2022-9-17 環境デーなごや2022で研究紹介されました
名古屋港水族館のパネル「名古屋港水族館で学ぶ環境と多様性」

2022-9-6 名古屋港水族館スタッフブログで共同研究が紹介されました
「夏のスナメリ調査」

2022-8-11 公開講座で発表しました
令和4年度 京都大学情報学研究科 公開講座「こんなところに情報学!」

2022-8-10 論文が出ました
Kimura et al. 2022 ESR

2022-8-8 TV番組で研究協力者が紹介されました
毎日放送西乃風ブラン堂24:59-25:29に、研究協力者の上関町「マルゴト」上田さん、D2小川さんが取材を受けました。

2022-8-5 京都水族館HPコラムで紹介されました
ストレス評価に関する共同研究についてご紹介いただきました

2022-8-5 国際海産哺乳類学会で発表しました
1件共著でオンライン発表しました

2022-7-30 県立山口博物館の特別展記念講演会に資料提供します
「バイオロギングでわかったすごい生きものたち」にスナメリの資料を提供しました

2022-7-22 論文が出ました
Bono, Kimura et al. 2022 Acoustics Australia

2022-7-18 わくわく海博in上関に展示協力しました
調査研究ブースにスナメリの資料を提供しました

2022-7-15 県立山口博物館の特別展に展示協力しました
「ふしぎ!おどろき!大動物展 ~おおきくなあれ 野生の どうぶつ物語~」にスナメリの資料を提供しました

2022-6-16 科研費学変A公募研究に採択されました
「階層的生物ナビ学」にてスナメリのドローン研究を開始します

2022-6-15 noteを更新しました
音響機材A-tagの設置方法をまとめました

2022-6-5 日本セトロジー研究会第32回大会で発表しました
1件共著で口頭発表しました

2022-5-6 研究紹介記事が出ました
産経新聞静岡版にて名古屋港スナメリプロジェクトが紹介されました

2022-5-5 論文が出ます
Kimura et al. in press ESR

2022-4-1 京大東南研に異動しました
どうぞよろしくお願い致します

2022-3 紹介記事が出ました
京都大学広男女共同参画推進センター機関誌「京からあすへ」vol1 p22-24, 2022

2022-3-17 紹介記事が出ました
京都大学広報誌「紅萌」第41号 巻頭座談会 九重に 花ぞ匂へる p2-7, 2022

2022-2-18 第16回ICTイノベーションに参加しました
実行委員でした。1件共著でポスター発表→発表者の小川さんが優秀研究賞を受賞しました!

2022-1-8 大学院教育改革フォーラム2021「壁を超える」に参加しました
1件共著でポスター発表→発表者の小川さんがポスターセッション優秀賞を受賞しました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?