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“感じる”を取り戻す旅

ふと思い立って

ふと思い立った時にどこかに出かけるというのが好きです。
もう、11月ころからずっと温泉に呼ばれてはいたのですが、なかなか行けずにいました。

自宅ではほぼ必ず湯船にお湯を張って入るのですが、それは、身体を温めるためだけではなく、何となく一日の穢れのようなものを祓いたいという気持ちからも来ています。

しょっちゅう塩風呂、もしくは塩+日本酒風呂に入っています。

ようやく温泉へ駆け込んだ

昨日は思い立って宮城県蔵王町遠刈田温泉(とおがったおんせん)にある寿の湯へ久々に行きました。
(少々紛らわしいのですが、蔵王には宮城県の蔵王町と山形県の蔵王温泉と両方あります)

いつも地元のおじいちゃんおばあちゃんで賑わっている熱々の湯のお風呂です。
昨日行って初めて知ったのですが、今は平日は営業を停止していて、土日祝日だけやっているそうです。
(昨日はやっていてラッキー)

寿の湯のお湯は、蔵王温泉(山形市)の泉質とはまた全然違いますが、秋保や作並などと比べると、蔵王温泉の湯に近い感覚はある気がします。硫黄臭はしません。
(浸かると元気になる系の湯です。自分しらべ)


蔵王温泉が頭から離れない

今日、どうしても頭から蔵王温泉(山形県山形市)が離れなかったので、車を走らせ行ってきました。
真冬の蔵王は10年以上ぶりかも。
前回真冬に行ったのはスノボー+宿泊の旅でした。(10年以上前の記憶では道路は意外と走りやすかった印象がありました)

高速道路で走るうちに、結構雪と風が強くヒヤヒヤしました。
あーそうだった、雪道の運転って緊張するんだった、と思い出しました。
春が来て夏が来ると毎年忘れてしまうんですよね、この感じ。

今シーズン初の雪道運転(仙台市内は未だ積もらずなので)。

高速に乗る瞬間が結構好きです。
別世界のルートに乗ったみたいな感覚になるので。
(飛行機の離陸の時のワクワク感と似ているかも。さあー、違う世界へ行くよー!みたいな)

お山の雪景色が美しい・・・

高速を降りて、いざ蔵王温泉を目指します。
蔵王のお山の雪景色の美しかったこと。
車を停めてじっくり眺めたい衝動に何度も駆られましたが、積雪で停める場所も見つけにくく、仕方なく目に焼き付けながら車を走らせました。

めざすは蔵王温泉高湯通りの共同浴場です。


宿泊で行っても必ず行く場所です。
(高湯通りは私が個人的に最も蔵王温泉らしいと思う場所。おそらく全盛期と比べると、店じまいしてしまった旅館も多いようで、派手な風情ではないのですが、何しろお湯がすごいのでもったいないなあといつも思っています)

ここの共同浴場のシンプルな作りと雰囲気が大好きです。
今日はお客さんもおらず貸切状態でした。

やっぱりこれだ!

やっぱりこのお湯がすきだなあ。
少しびりびりきて、硫黄の匂いが強くて、全身に沁みわたるようなお湯。
たまたま口に入るとかなりしょっぱいお湯です。
薄緑色っぽい湯の花がもくもくしています。
(ここのお湯こそ、間違いなくエネルギーチャージにふさわしいお湯です。自分しらべ)

体感を取り戻す

星読みのyujiさんが12月頃「bouncy」のインタビューでお話されていたこと


「今のこの現代社会を生きていると」
「視覚情報が優位になりがちで」
~中略~
「体感をおろそかにしていることも結構あるんじゃないかなと」
「そういう純粋に自分の体感をもっとアクティベートしていく」
「センサーをアクティベートしていくような」
「体感を取り戻すというか」
「そのようなことをもっと皆さんしていいのかなと思います」
等等。

今回短い旅ではありますが、
非日常の中に身を置いてみて
色々感じることがありました。

今真冬の山の中に置き去りにされたら死んでしまうな、とか
真冬を何度も乗り越えて生命をつないできて人間ってすごいな、とか
あったかい住む家があってよかったな、とか。
ストックって春を感じる匂いだな、とか(帰り道の駅みたいなところで買って帰ってきたので)。

だから旅っていいんだな、と思いました。
普段感じないことを感じることができるから。

癒しの旅を

2023年は癒しの旅にたくさん出かける予定です。

1月14日はどんと祭(仙台市・大崎八幡宮)

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