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Slackを使いこなして課題をシェア。N中等部の「オンライン」プロジェクト学習を少しだけ公開してみる

佐藤航

こんにちは、N中等部の佐藤です。

今回は、N中等部がオンラインでのワークショップをどのように進めているのか、生徒が作ったワークシートを実際にお見せしつつ紹介します。


1)プロジェクト学習を通して実社会で「動ける」人間を目指す

毎週火曜日と木曜日に実施している「プロジェクト学習」(以下PBL)は、関心のある現代社会の問題をチームで分析し、解決策を考え、実行する本格的なアクティブラーニングです。実社会でも使われているスキルを知り、身につけることを目指します。
オンライン学習中の現在は、実際のビジネスに即したテーマに沿って生徒が自由な想像を働かせながら、社会と自分をつなげる練習を行っています。

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2)「知る活動」はワクワク感と授業の意義を伝える時間

知る活動

はじめに「知る活動」として、授業の前提となる知識のインプットに取り組みます。たとえば「雇用関係」がテーマであれば、個性的な特色を持ついくつかの会社を「ワクワク」を演出しながら紹介し、生徒に「企業」への興味をしっかり持ってもらいます。

「知る活動」は、一方的に情報を伝える時間にもなりがちなので、適宜ミニワーク(「この会社のイメージは?」ホームページで業務内容を調べよう!」)を挟み、生徒にチャットや口頭で答えてもらう時間を設けます。本番のワークで自ら考えるための準備体操を行います。

3)作業の流れを丁寧に伝えて、いざワーク開始!

オンラインでのワークは、軸となるGoogleスライドを生徒に配布し、それぞれがスライドを作成していく形式で実施しています。どんどん書き進める生徒もいる一方でなかなか進まない生徒もいます。オンライン授業では、生徒がワークに取り組む様子が見えにくくなるため、作業の流れの説明や指示はスライドを通してとくに細かくじっくり説明するよう心がけています。

また、 アイディアや発想を出しやすくするため、スタッフが一例として作ったスライドを共有し、考えの切り口を提供するなどサポートします。
生徒たちが積極的に取り組めるように、「全部書き込む必要はないです」「書きやすいところだけいいよ」「完成しなくても大丈夫」など、ワークのハードルを下げる声かけも行っています。

生徒成果物

▲生徒たちには「少しキケンな企画のYouTube会社」をテーマに、自由な発想で架空の企業プロフィールを想像してもらいました。


4)Slackを使って「観賞会」

ワークの時間のあとは、それぞれ制作したスライドを見せ合う「観賞会」を行います。生徒は自分のワークシートの画像をスクリーンショットで保存し、それをキャンパスの生徒全員が参加しているSlackのチャンネルに投稿します。生徒たちは、そこで投稿された他の生徒のワークシートを観賞し、Slack上に感想コメントを残し合います。


投稿をためらう生徒もいるため、まず職員たちが「少し未完成な」作品を投稿するなどして積極的な投稿を促します。生徒同士が自ら成果物であるスライドを共有し、コメントやスタンプをし合える場作りを、オンラインでも行っています。

Slack共有

おわりに

今回は、個人ワークの流れや成果物の紹介しましたが、グループで一つの課題に取り組みシートを仕上げるワークも行なっています。
生徒たちが自由に発想でき、それを気軽に発信できる環境作りを意識したファシリテーションを日々心がけています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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佐藤航
学校法人角川ドワンゴ学園の『N中等部』で、運営支援として各キャンパスのサポートや教材編集などに携わっています。昨年は江坂(大阪)キャンパスのキャンパス長でした。平成1年6月26日生まれ。