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うたのことばとは

SWITCHの特集は『うたのことば』。
曲の中の言葉のポジションや表現の仕方は人それぞれで、何か伝えたいことがある人もいれば、そうでない人、うたもリズムのひとつと捉える人など、つくづく、音楽は自由で、作り手の感性でしかないなぁと改めて感じた。

サブスクリプションが主流となってきた現代では、聴く人にとって、うたのことばはどうとらえられているんだろう。

どういうことを歌っているのか気にせずなんとなく口ずさんでいる方は少なくはないと思う。もちろんそれでも良いと思うし、その言葉がふっと自分と重なる瞬間がきたときに、その人の曲になってほしいと思う。

しかし作り手の目線から見ると、音楽がスマホですぐに聴けて、身近になっているからこそ、これまで以上にうたを大事にしていかないといけないなぁと感じている。

ゆっくり歌詞を眺めながら聴く人がどのくらいいるのだろうか。 CDであれば歌詞カードが付いているから、見ながら聴く方も多いのではないだろうか。
そうやって文字としてみると、また新しい発見や印象になってくる。

短い言葉でも、その歌の景色が見えるような、
光や香りまで伝わるような、そんな歌になるように、
何度も書き直してはうたい、書き直してはうたい、を繰り返して、できていく歌詞。

サブスクが広がる今、詩として、文字でもじっくり読んで欲しい。なんて想いがふつふつと湧いてきています。自己満足なのかもしれないけれど。

これからそれも形にしていきたいなぁ、なんて思ったり。

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