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子どもの習いごとで大切なこと|道具を大切にするということ

わたしが運営する『ヒカリブログ』でコンスタントに読まれている記事がある。

ヒカリブログ』は子どもを応援するママに向けたブログで、主に学習・スポーツ・ライフスタイルについて情報を発信している。

わが家の3人の子どもたちは小学生のころから、習いごととしてバドミントンや野球に取り組んでいる。

バドミントンはわたしたち夫婦の共通趣味であり、出会いのきっかけになったスポーツだ。プレーをするのはバドミントン、観戦するのは野球が好きな夫婦である。

なので子どもたちがこの二つのスポーツに取り組むことは必然的なのだ。

子どもがスポーツを始めるにあたってまず伝えたことは、道具を大切にすること

わたしたちも子育てがスタートした時(15年以上前の話だが)つい何でも子どもに与えていた。育児を楽にしてくれるであろう、目新しいおもちゃもたくさん買った。
それをわたしの両親が見て『今の子は贅沢だ!』なんて言っていたが、コロナ禍に家を大掃除したときに本当にその通りだと思った。

子どもたちが小さいときに買い与えたもの
さほど使い古していないもの
似ているおもちゃ、同じおもちゃ
たくさん出てきて、自分たちも反省した。

話は戻るが、スポーツを習う上で最初に教えたのが『道具を大切にしなさい』だった。

正直に言うと、イチロー選手からの受け売りだw
一流の選手がいうコトだから間違いない!というのもあるが、自分自身もスポーツをしてきた中でとても大切なことだと実感している。

道具を大切にするということは、
道具を用意してくれたお父さんお母さんに感謝をすること
買ってもらった大切な道具で競技に取り組み上達することを実感すること
道具の管理や手入れをすることで責任感を持つこと

こういったことが結果技術の向上にもつながる

競技に使う道具を大切に扱うことは、単にモノに対して丁寧に扱うということだけではなく、責任感丁寧さを育むことになるだろう。
日々の練習に対してもそういった姿勢が出るのだ。

道具が当たり前にあって、
指導してくれる人が当たり前にいて、
対戦相手が当たり前にいて、

ではなく、やはり感謝をしながらスポーツに取り組んでほしいと思うのだ。
(このことはコロナ禍の時に痛いほど感じた。)

もちろん、イチロー選手や大谷選手、桃田選手や奥原選手のような一流選手にわが子も!とほんの少しは思うこともあるがw
こういった経験はきっと一般社会においても役に立つことだと思っている。

たまに怒られてはいるが、
長女・次女はバドミントン道具をしっかり管理するようになり、
長男は練習後は必ずグローブを磨く習慣がついている。
最近はユニフォームまで自分たちで洗濯するようになったことには感心している。(野球は特に大変なので)

長男は"脱水"という過程を知らず、お風呂場で洗ったユニフォームをそのまま部屋干ししたため、床がびしょびしょになった!という失敗はしたが、そういう失敗はウェルカムだ。


ヒカリブログで『バドミントンラケットが折れる原因』という記事を書いたきっかけがある。


長女が中学2年生になり下級生の仮入部が始まったころ、その事件が起きた。ある生徒のラケットを仮入部で入ってきた一年生が踏みつけてしまいラケットが折れてしまったのだ。

結果としては、学校がラケット代を弁償して丸く収まった。

だが長女はこの件について、ラケットはコート上に置きっぱなしにされていたから、置いていた子が悪い!というのだ。

しかもこのラケットを折られてしまった生徒というのが、長女と同じチームで小学生のころからバドミントンを習い、『道具を大事にする』という一連の指導を彼女のお父さんがしていたのだ。

同じ考えを持っていたわたしからすると、他からも指導をしてくれて有難い!と思っていたのでよく覚えている。

しかし指導者もしている彼女のお父さんは、娘のラケットが折られたと知るとすぐに学校に抗議に行った。
おそらくその生徒はコートに置きっぱなしにしていたことは言っていないだろう。その場にいた何人もの生徒がラケットを踏んでしまった1年生に対して同情をしていた。とにかくコトを大きくしたくない学校側は弁償という形で何事もなかったかのように処理をした。

しかし、あろうことかその生徒は後に『パパにチクれば学校がラケット買ってくれる~!』などと言いふらしていたという。

これでは指導の意味がまったくない、というものだ。

もし自分がそんなこと言おうもんなら、バドミントン辞めさせられちゃうよねぇ?と長女も呆れていたし、何が問題なのかはよくわかっていた。

うん、そうだね。
うちでは通用しないよね。

そんな長女も気を付けていれば防げた理由で2回ラケットを折っている。

1回目は練習中に床にぶつけてしまったとき。
2回目は遠征時にラケットバッグにモノを詰めすぎてしまっていたとき。

一見仕方がない理由のようだが、これは主人からこっぴどく叱られていたw

このタイミングでわたしは『バドミントンラケットが折れる原因』という記事を書いたのだ。

バドミントンラケットは意外と値が張るものなので、防げることを注意しながら道具を大切にしてほしいと思う。





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