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社会教育の魅力を伝えたい

今日は北九州市立大学の恒吉紀寿先生が担当する生涯学習学という授業で、「社会教育主事の仕事の実際」というテーマでお話をしてきた。

18時からの授業と聞いて、そんな時間に授業があっていることに驚く。
私が学生の頃は夕方までしかなかったけど、今はそんな学校が多いんだろうか。

授業でお話するのは昨年に続いて2回目だったので、前回よりは落ち着いて話せたんじゃないかと思う。
実は結構ドキドキしてるんだけど、全然緊張してるように見えないとよく言われる。

今回は一緒に行った主事補さんも10分程度話すことになっていたので、私の持ち時間は約1時間。
大学時代に主事課程を取ったことや、主事になったきっかけ、国分寺の公民館のこと、北九州に来てからの門司でのこと、今の総合センターでのこと。
仕事内容もだけど、仕事に対する姿勢とか大事にしてきたこと、仕事で学んだことについてお話した。

事前に恒吉先生からも聞いていたし、去年も経験しているからわかってはいるんだけど、授業中の学生の反応はと~っても薄い(笑)
こんな話で大丈夫かな?と思ってしまう。

けど、A5サイズの感想文はみんなぎっしり書いてくれていて、嬉しいコメントがたくさん。

社会教育の魅力がしっかりと伝わったようで、「学びを続けながら地域活動やボランティアで関わっていきたい」とか、「何かしらの形で社会教育に携わって人々をつなぐ仕事をしたい」とか、「市民センターに行ってみようと思う」と書いてくれている人もいた。

「公民館は講座で学ぶことが大きな目的だと思っていたけど、人との出会い自体が学びにつながることは盲点だった」とか「社会教育主事はできることを探し続ける仕事なんだと思った」とか、社会教育や公民館のイメージがプラスに変わった人も多かったみたい。

できないと諦めるのではなくて、その状況の中で今できることは何かを考えてやっていくことの大切さとか、「学び合い、育ち合う」社会教育の姿が伝わったなら嬉しい。

そして、「山本さんの姿勢はとても格好良くて、私もそのような前向きな姿勢でいたい」なんていうコメントをくれた人もいて、単純に嬉しい(笑)
実際はそんなに格好良くはないんだけど、前向きな発言をすることで自分自身にそう意識づけていく面もあるし、そんなふうに受け取ってもらえるのはきっといいことなんだろう。

大学生に向けて話をすることで、自分自身が社会教育に向き合って考える機会にもなっていて、本当にありがたい。

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