炉開き
今日はお茶のお稽古で、炉開き。
お軸は「開門落葉多」
「聽雨寒更盡 開門落葉多」
雨を聴いて寒更尽き 門を開けば落葉多し
夜中に雨音を聞いて寒さを感じながら寝たところ、朝、門を開けるとたくさんの落ち葉が落ちていた。
雨音だと思って聞いていたのは、雨ではなく落葉が戸を打つ音だった。
というような意味。
お花は照葉と椿(初嵐と西王母)で、床には茶壷が飾れていたので、壺の拝見のお稽古をした。
約半年ぶりの炉。
風炉から炉になると、お茶の雰囲気がぐっと深まる気がする。
炭点前が変わったり、柄杓の合が大きくなったり、もうそんな季節になったんだなぁという感じ。
今日は、扇面に紅葉や菊が描かれた着物で、博多帯を合わせた。
扇面には梅も描かれているから、別にこの時期じゃなくても着られるんだろうけど、色味的に紅葉の季節な気がして、この時期にしか着てない。
着物は叔母さんからもらったもので、帯は昔リサイクルで買ったもの。
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