見出し画像

実践経験を積むことも大切

昨日は、社会教育主事補さんたちの研修。
事業の企画についての研修で、最初に私がお話することに。

とはいえ、私自身、事業企画については研修とかで教わってやってきたわけではなく、実践の中で学んだことをもとにやってる。
だから、これまでの経験とか学びの中で感じた、大事だと思っていることとかをお話した。

やっぱり何よりも、何のためにっていう目的を考えて、話し合って、明確にしていくことが大事だと思ってる。
当たり前のようで、これが意外とあいまいになってしまいがち。

そして、目的とか全体の方向性よりも先に、何をやりたい、誰を呼びたいっていうことを考えてしまいがち。

でもやっぱり、何のためにするのか、誰に向けてのものなのか、参加者にどんな学びや気づきを得てほしいのか、講座の前と後でどんな変化があってほしいのか。
そういうことを明確にして、方向性を考えてから中身を組み立てていくことが大事だと思う。

そういうことを話し合って言葉にしていく中で、少しずつ整理されて、ぼんやりしたイメージの解像度が上がっていく。
だから1人でやらずに、話し合って、それを紙に落とし込んで、また話し合っていくことが大事だと思う。

というようなことを中心にお話して、いざ実践。
研修担当の人と私は、話し合いには入らずに、後ろの方で見守り。

目的を話していたはずが、いつの間にか細かな具体の話になっていってしまったりする。
アドバイスしたい気持ちを抑えて見守っていると、軌道修正になるような発言をする人も出てきて、また目的の話に戻って…の繰り返し。

どうにかこうにか目的とテーマ設定ができたものの、だいぶ広いな、という印象。
紙に落とし込んだら、きっとまた色々な気づきが出てくるだろうから、それをもとにまた話し合っていったらいいと思う。

話を聞いたらできそうなことも、実際にやってみると難しいことはいっぱいある。
きっと今は難しさも感じてはいると思うけど、そうやって話し合いを重ねて、みんなで1つのものをつくっていく経験をして、その楽しさを感じてもらえると嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?