伝統は守らなければいけないものなのか?~木桶サミットに参加して~
「伝統を残そう!」と聞くと、「そうだ!」と思う。でも、なぜ?
自然の摂理の中で、「進化できなかったもの」「適応できなかったもの」は淘汰されてきた。であれば、和文化や伝統なども、時代に合ったものではなくなってきたから廃れつつあるのだろう。
和文化は好き、伝統製法も好き。「好きだから残していきたい」も理由の一つであっていい。でも、「伝統だから守らなければならない」というのは少し違う気がしている。
「伝統を残したい」—― その奥にはもっと何か理由があるはず。
その正体は一体何