【Vol.555】部下に「わかったか」と聞かない!

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット(引用文章)】
トヨタ式「PDCA+F」ではPDCAはもちろんのこと、その先のフォロー(F)を何より大切にする。
あるスポーツの外国人監督は「日本人の『わかりました』はそのまま信じてはいけない」と言ったことがある。ことほど作用に、「わかりました」と「できる」の間には大きな違いがある。そこを埋めるのがフォロー(F)である。
トヨタ式にも「教育と訓練は違う」という言い方がある。
「教育」は、新しい知識や仕事のやり方を教えることだが、「訓練」は、教えたことを繰り返し練習させて、できるようになるまで体で覚えさせることだ。
だからこそ、トヨタ式では上司が部下に新しい作業のやり方を教えた時など、「わかったか?」と聞いてはいけないと言われている。
「わかったか?」と聞けば、「わかりました」とほとんどの部下はいうからだ。
大事なのは、本当に「わかっている」かどうかを上司が部下の動きをみて確かめることである。
大野耐一氏がこう言っている。
「いろいろな人たちが、いろいろな形で訓練をやるべきである。集めて1時間くらい本を読ませても、フォローがないと、本当の訓練にはならない」
だからこそ、トヨタでは新人ではない入社2年目の若手社員を「道場」に集めて訓練をする。
専任トレーナーがマンツーマンで指導することで、「より楽で正確なやり方」を体に覚え込ませるのが目的だ。本当の意味の技術の継承はここにある。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
部下を育てるために、できるまでフォローを続ける!

#自己啓発 #読書記録 #トヨタ式すぐやる人になれる8つのすごい仕事術 #桑原晃弥

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!