【Vol.595】データを積み上げる!

【本のタイトル】
amazonのすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法

【著者】
佐藤将之

【インプット(引用文章)】
KPIをうまく使えていない企業を見ると、十分なデータが取れていないこともまだまだ多いようです。
例えば、ある会社では、日々の来店者数や在庫数のデータを分析することなく、現場の経験と勘に任せて、「明日はこのくらい売れそうだから、このくらい発注をかけておこう」というやり方をとっていました。「数字なしでよくやっていますね」というと、「長年、やっているので」と自慢げに言われたりするのですが、アマゾンでみっちりKPI管理を叩き込まれてきた私からすると、日々の出荷数や在庫数の動きが正確にわからないまま、よく調達できるなと感心してしまいます。
もちろん、それでうまく回っていれば問題はないのですが、経験や勘頼みの属人的なやり方では、明日その人が倒れたり、いなくなったりしたら、途端に現場は回らなくなります。
さらに、具体的な数字を把握しているのは担当者だけで、聞かないとデータが出てこないことが多いのも問題です。
アマゾンでは、誰でもさまざまなデータを見られる状態にしています。もちろん重要な経営指標などはインサイダーの問題があるので、一部情報には閲覧制限もありますが、基本情報には誰でもアクセス可能です。
実際に、日本にいながらにして、アメリカの倉庫の変動日、1日の生産量、生産性などのデータを調べることができます。そうやって情報にアクセスできる環境を整備すれば、KPIの設定や管理がしやすくなるはずです。
ベゾスがよく言っていたのが「人の善意に頼って仕事をしてはいけない。仕組み作りが重要だ」ということ。数字化や仕組み化して、誰がやってもできるようにしなさいという意味です。
属人頼みではビジネスの継続性が保証されません。そういう状態を放置しているとすれば、それは会社側の責任であって、見直す必要があります。
一通りKPIを見て管理している企業でも、KPIの設定数、数字の見方や制度の要求、分析方法について甘さが目立つので、再考してみる価値はあると思います。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
質の高い仕事をするために、様々なデータを積み上げる!

#自己啓発 #読書記録 #amazonのすごい会議 #佐藤将之

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!