【Vol.549】「集中しろ」「気をつけろ」という指示をしない!

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット(引用文章)】
仕事でよくミスをする社員や、同じミスを繰り返す社員に対して、「集中してやれ」「ミスをしないように気をつけろ」というだけになっていないだろうか。
トヨタ式は、ミスに対してその真因を調べて改善を行うことで2度と同じミスが起こらないようにするやり方・考え方だ。
かと言って、人間である以上、どれほど経験を積み、習熟度を高めてもミスをゼロにするのは難しい。
しかも、現実には考えながら、選びながら、判断しながら作業をしているわけで、掛け声だけでミスを根絶するのは不可能だ。
そこで、ミスを防ぐには「人に優しく、人に易しい」工夫の数々が欠かせなくなる。
例えば、必要な部品がバラバラに並べられた上に一度に送られてくると、作業をする人は注意して作業をする必要があるが、必要な部品が「とってつけるだけ」の状態でタイミング良く送られてくれば、ミスは大幅に減らすことができる。
8ヶ所のネジを締める作業も、何十個のネジ山の中から8つ選んで締める作業なら、ミスを起こす危険性が高くなる。
しかし、必要な8個だけタイミング良く届けられれば、1個でも残っていると締め忘れに気づくため、ミスが減る。
このように「ミスをしたくてもできない」ようにする。
「なぜミスをするのか」という真因を調べた上で、「ミスをしたくてもできないほどの改善」をする。
「集中しろ」「気をつけろ」ほど、無駄な言葉はない。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
「集中しろ」「気をつけろ」という抽象的な指示ではなく、根本的な原因を調べ、ミスが起きない仕組みを考える!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!