【Vol.562】目標を高く設定する！

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい！仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット（引用文章）】
企業に限らず、個人でも成長し続けるためには目標が欠かせない。
目標があるからこそ、人は今の自分との差を知り、それに対して努力し成長する。
トヨタの場合は、まだ小さな自動車メーカーだった頃から、売り上げで数十倍の差があった世界一の自動車メーカー・GMを目標としていた。
もちろんGM相手だと、売上や販売台数で差がありすぎ、目標になりにくい。
そこで掲げたのが「原価比較」だった。
車を作るためには、数千点の部品が必要になる。その部品の原価をGMと比較して、差額をある種の「無駄遣い」として帳簿に載せる。
その上で日々の改善によって一円、二円と原価を下げていく。
こうした地道な努力の積み重ねによって、トヨタはやがて原価でGMに追いつき、その後追い越して世界一となった。
だからといって「これでよし」としないのが、トヨタだ。トヨタは、再び別のメーカーの数字を目標に更なる改善に努めた。
これがトヨタの強さの源泉に一つ、「絶えざるベンチマーク」だ。
目標に掲げるなら、最高の相手を選ぶ。
当面のライバル、少し頑張れば手の届きそうなライバルではなく、あえて世界一の相手を目標に選び、愚直に地道に徹底的に改善を続けることで、やがて相手を凌駕する。
世界に目を向けていればいいもの、安いものはいくらでもある。しかし、常に高い目標を掲げ、目標を達成したらさらに高みを目指す。
成長し続けるためには目標を高く掲げ、足りないものを知り、地道にその差を埋める努力が欠かせない。

【アウトプット（具体的アクションプラン）】
成長し続けるために、目標を高く設定する！

トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術

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