【Vol.553】「アイデア」を言語化する!

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット(引用文章)】
ある企業がQC(クオリティコントロール)活動に取り組み始めた頃の話だ。
高学歴のスタッフの1人が、「現場の人間に問題を解決しろと言ったところで、ろくに勉強もしていないんだから無理に決まっている。そんなものはやらせるだけ時間の無駄だ」と言い放った。そこで上司は、そのスタッフにこう質問した。
「確かに現場の人よりも君の方が学もあるし、いい解決策を考えるかもしれないが、じゃあ、これまで君が考えた解決策や対策はどれだけ現場で実行されたんだ?」
そう言われて、そのスタッフは言葉に詰まってしまった。彼はこれまで「こうすればいい」「ああしたらいい」という策をいくつも考えたが、そのほとんどは現場の反対によって、実行されていなかった。また、実行された場合もほとんど効果は出ていなかった。
一方、ある企業の再建のために社長に就任したAさんは、現場を視察した後、「こんな作り方をしたい」というプランを社員に向けて発表した。とてもよくできたプランだったが、それを「やってみよう」という声はほとんど起きなかった。
そこで、Aさんは10人くらいずつ社員を集めて詳しく説明する一方、新しい生産方式をイラストに書き起こし、さらにその模型まで作ってみんなに見えるようにした。
トヨタ式でいう「思いの見える化」だ。
どんな素晴らしいアイデアも、どんなにわかりやすい書類も伝わらなければ意味はない。
言葉を尽くし、思いを形にして「伝わるまで」伝え続けることが大切なのだ。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
アイデアは思いついて終わらせるのではなく、言語化とセットでアウトプットする!

#自己啓発 #読書記録 #トヨタ式すぐやる人になれる8つのすごい仕事術 #桑原晃弥

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!