【Vol.526】「具体表現」で感謝を伝える!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
「それでは」と、相手に伝えて別れるシーンがよくあります。
しかし、これだけでは物足りません。その前に「今日は楽しかったです」とひと言つけ加えるのも悪くはありませんが、一流はもっと最後のひと言にこだわりを持っています。
終わりよければすべてよしではないですが、途中何か失言があったり、変な空気になったとしても、去り際のひと言でそれらをひっくり返せることがあるからです。
みなさんはどんな言葉をしめますか?
され、本題に入る前に、少しだけ普段の会話を思い出してください。
たとえば、あなたが明るい後輩を誉めるとします。その時に、
「〇〇君はいつも明るいね」と誉めるか、それとも、
「〇〇君は挨拶がとても元気よくて気持ちいいね」と誉めるか。
ある経営者は会食をしたとして、
「今日は楽しい話をありがとうございました」と伝えるか、
「今日の創業時の苦労話、めちゃくちゃ勉強になりました。また聞かせてください」と伝えるか。
前者と後者の違いは「抽象と具体」です。きっと前者のように抽象的に伝えられるよりも、後者のように具体的に伝えられる方が相手は気持ちがいいはずです。
具体的に伝えると、「ちゃんと自分の話を聞いてくれていたんだ」「ちゃんと自分のことを見ていてくれていたんだ」と言う気持ちになり、承認欲求が満たされます。
雑談の去り際も、話に出た具体的なトピックスを一つピックアップしてみてください。
旅行の話が出たのであれば、
「〇〇さんの旅行の話、とても刺激的でした。ぜひまた聞かせてください」
最近疲れている、、、という話が出たのであれば、
「〇〇さん、明日くらいは早く帰宅してくださいね」と。
以前、新卒1年目の方と私がお茶をしていた時のことです。
馬鹿話をしたり、仕事の話をしたり、たわいもない話を1時間ほどしていました。
何を喋ったか覚えていないレベルの雑談です。しかし、その方は、私と話している間、ちょいちょいメモを取っていたのです。そして別れ際に、「桐生さん。今日の教育業界の話、とても共感しました。ぜひまた聞かせてください」と言われました。
私は「え、そんな話したっけ?」というレベルだったのですが、そう言われてとっても嬉しかったのを覚えています。そしてそのことが記憶に残り、今ここに書いてます。
相手の記憶に残すには具体的なエピソードが必要です。去り際の美学として、ぜひ「今日のトピックスを一つ伝える」ことを実践してみてください。そのたったひと言がご縁をつなげる大事な架け橋になることでしょう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
相手の記憶に残すために、「具体表現」で感謝を伝える!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!