【Vol.590】報告書は1ページまたは6ページにまとめる!

【本のタイトル】
amazonのすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法

【著者】
佐藤将之

【インプット(引用文章)】
アマゾンで、簡単な報告をする時に用いられる会議資料のことを「1ページャー(ワンページャー)」と言います。その名の通り、ポイントだけを1枚でまとめたものです。もちろん「裏」は使わず、「表」のみです。
例えば、「こんなプロジェクトをやりたい」と思ってアイデアのラフなプランを説明するときや「7月にセールスやキャンペーンを実施したい」と思ってプロモーションの概要を説明したりする時にも、1ページャーが用いられます。
1ページャーは、何か提案する会議以外でも、簡単な報告書を作成するときなど、日常業務の様々な場面で使われます。
例えば、何か問題が起きて、メトリックス(アマゾンでいうところのKPI)で異常値が示されたとします。そして、その理由について高等の説明だけでは不十分で、もう少し調査や分析が必要になる場合などに、「来週までに1ページャーを書いてきて」と言われるのです。
その際には、どのような問題が起こったかという具体的な内容、究明された原因、実際に行った対策や結果などを書きます。
アマゾンで使用されるもう一つの会議資料が「6ページャー」です。年次予算や大きなプロジェクトは、流石に1枚では説明しきれません。しかしそれでも枚数を無制限にしないのがアマゾン流。添付資料を除いて、6枚でまとめることが義務付けられています。
例えば、何か新しいプロジェクトを発案するとしましょう。そのアイデアの概要をプレゼンする時には「1ページャー」でOKです。しかし、ゴーサインが出て、実行プランを具体的に詰めていく時には、「1ページャー」では足りません。プロジェクトの概要、PLをはじめとする財務情報、目標とするメトリックスなども明記しないといけないため、「6ページャー」を用いることになります。
私の場合は、まずどういうストーリーにするかという大まかな流れを決めてから、最初に見出しやラフな内容を書いていき、それをだんだん膨らませていくようにして「6ページャー」を作成しました。
最初のバージョンは規定の枚数に足りなかったり、超えたりするものなので、加筆や削除などを繰り返し、そして何度も通しで読んで「ストーリーがわかりやすいか」「その展開に突拍子もない部分や論理展開に不十分なところがないか」等々の確認をしていきます。
「6ページャー」をまとめる作業は、日本語であれ、英語であれ、かなり時間がかかります。通常でも2日ほど、長い時には1週間以上何度も推古するということも珍しくありません。それくらい何度も何度も読み込んで、読み手に自身の意図や思いがきちんと伝わるかを確認することが重要なのです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
的確かつ簡潔に情報伝達をするために、報告書は1ページまたは6ページにまとめる!

#自己啓発 #読書記録 #amazonのすごい会議 #佐藤将之

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!