【Vol.448】「終わりの時間」を意識する!

【本のタイトル】
自己肯定感を上げるOUTPUT読書術

【著者】
アバタロー

【インプット(引用文章)】
夏休みの宿題、大学のレポート、会社のプレゼン資料、、、集中すればすぐ終わるような作業が、結局期限ギリギリまでかかってしまった。
誰もがこういったご経験をお持ちではないでしょうか。早く終わらせた方が、気持ちも楽ですし、自由な時間も増えることは頭ではわかっています。でも、それがどういうわけだかできないのです。
一体なぜでしょうか?
それは、イギリスの歴史・政治学者であるパーキンソンが説いた“パーキンソンの法則“の罠にハマっているからです。彼が自身の著書『パーキンソンの法則:進歩の追求』で説いた第一法則によると、「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」と言われています。つまり人間とは、与えられた時間を、与えられた分、最後まで使い切ってしまう存在なのです。帰宅時間を決めずに残業を行った結果、無駄にたくさんの仕事をしてしまった。。。会社員の方であれば、こういった経験は何度もされてきたのではないでしょうか。
ですからINPUTをするときは、必ずタイムプレッシャーをかけるようにしましょう。この記事は5分で読む。この新聞は15分で読む。この本は3時間で読む。このように、どんなINPUTをするにせよ、「終わりの時間」を意識することが何より大切です。
適度なタイムプレッシャーは、人間の脳に負荷を与え、集中力アップにもつながると、数々の研究によって証明されています。一方、時間制限なきINPUTは、パーキンソンの法則の罠に陥り、肝心なOUTPUTの時間を奪ってしまいますから、十分にご注意ください。
また、もう一点「終わりの時間」を意識していただきたいポイントがあります。それは、あなたの“人生“です。
「メメント・モリ」という言葉をご存知でしょうか。これは古代ローマ時代に生まれた驚句で、日本語に訳すと「死を恐れるな」という意味になります。一説によれば、戦いに勝利した将軍の凱旋パレードで、使用人が後方から「メメント・モリ」と囁き、将軍の気持ちを引き締める役割を果たしていたと言います。
つまり、人生の「終わりの時間」を想起させることで、心に隙ができないようにしたり、大切な時間の浪費を防いでいたのです。どんな大金持ちであっても、人生は一度きりしか経験できません。だからこそ、後悔のないような時間の使い方をしたいものです。
一生のうちに読める本には限りがあります。しかし本が私たちに与えてくれる可能性には限りがありません。ですから、人から笑われるような夢でも、本を味方にしてどんどんチャレンジしましょう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
人生においても、仕事においても、「終わりの時間」を意識する!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!