【Vol.547】「自分で考える」部下を育てる!

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット(引用文章)】
トヨタ社員のAさんは、入社して5年目の頃にライン作りで大失敗をしたことがある。
完璧にやったつもりが、パワー&フリーの正しい使い方を知らなかったため、スペースが不足してコンベアが進まなくなったのだ。
専門家なら絶対にやらない初歩的なミスだった。
そんなAさんが困っているところに、大野耐一氏がやってきた。
大野氏は、すぐにメーカーを読んだ後、Aさんに「パワー&フリーは初めてか?」と聞いた。
Aさんが「初めてです」と答えると、大野氏はトヨタの別の工場に連れていった。
すでに誰もいなかったが、大野氏は電気をつけ、工場にあるパワー&フリーを全て見せて歩いた。
その間、ミスしたAさんを責めることもなければ「ここをこうしろ」と教えることもなかった。
しかし、Aさんにはそれで十分だった。後日、ラインの修正を終えて報告に行くと、大野氏は「そうか」と言っただけだった。
トヨタ式改善の基本は、「答えは自分で見つける」にある。
普通の上司ならAさんのミスを叱り、メーカーや担当者を呼んでさっさと直してかたをつけるところだが、大野氏はAさんに、「自分で答えを見つける」チャンスを与えている。
上司にとって、答えを教えるのは簡単だ。
しかし、時間をかけ、「答えを自分で考える」部下を育てることは、後々会社にとって大きな財産となる。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
組織力向上のために、「自分で考える」部下を育てる!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!