【Vol.216】“小さな経済圏”をつくる!

【本のタイトル】
あえて数字からおりる働き方

【著者】
尾原和啓

【引用文章】
前田:メタップスの佐藤航陽さんが著書『お金2.0』の中で、「資本主義と価値主義を選ぶ時代が来る」という言い方をされていましたが、とはいえ、価値主義ってまだそんなに大きくは広がっていない現状がある。ここを深く考えるのが面白いと思っています。その議論につながる事例を1つ紹介したいのですが、先日(SHOWROOMで)すごく面白い演者と出会ったんです。元事務員の女性なのですが、自分の洋服ブランドを立ち上げる夢を持っていて、ある時「小さくていいから夢を叶えたい」と決意して。でもすぐにクラウドファウンディングをやっても、お金が集まらないと思った。そこで半年ほどSHOWROOMで毎日、演者として活動したんです。
尾原:おお!いい話ですね。
前田:この話がすごく良いヒントになると思ったのですが、価値主義は3つに分解できると思うんです。
①信用を貯める装置
②信用を可視化する装置
③信用を資本主義文脈、つまり社会と換金する装置
この3つのレイヤーがある。彼女の場合、まず、信用をSHOWROOMで貯める、という、貯蓄のレイヤーを経たというのがポイントです。その後、その影響力をSNSで可視化し、さらには、きちんとお金を引き出せるレベルの共感が溜まった時点で、クラウドファウンディングを行った。つまりSHOWROOMで貯めた信用や価値を資本主義文脈に換金したんです。結果500万円ほど集まって、ブランドを立ち上げるに至ったんですよ。
それに彼女は自分のブランドを持ちたいのであって、必ずしも「影響力を持ちたい」とか、「より多くのお金を稼ぎたい」というわけではない。自己表現が誰かの役に立ち、評価され、自活できて幸せに生きていけるんだったらそれでいい。そういう小さな経済圏もあっていいと思うんです。資本主義では誰もが大規模な売上を目指すのが当たり前ですが、価値主義の世界では、必ずしも必要ではないですよね。

【具体的アクションプラン】
“小さな経済圏”をつくる!
→自分の夢を叶えるために、信用を貯める!

#自己啓発 #読書記録 #あえて数字からおりる働き方 #尾原和啓

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!