【Vol.513】相違点を探して距離を縮める!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
コミュニケーションのセミナーや研修では、「相手との共通点を探しましょう」とよく言われます。
確かに、同じ地元、共通の知人や趣味を持った人とは、話が盛り上がります。しかし、雑談に困る時は、初対面だったり、あまり相手のことを知らなかったり、情報が少なかったりするときではないでしょうか?
そんな時に「相手との共通点を探そう」と思っても、なかなか難しいと思います。
では、一流はどうやって距離を縮めているのか?
それは「相違点」です。
例えば、あなたがセロリが嫌いだったとして、相手から「私、セロリが大好きなんです!」と言われたとき。
「へ〜。そうなんですか。私は嫌いです」と言ってしまったら、そこで会話は終わります。
しかし、
「え!セロリが好きなんですね。私はちょっと苦手で、、、。ちなみになんで好きなんですか?」
「へ〜そうんですか〜。そんな楽しみ方があるんですね〜」
「私もちょっとチャレンジしてみようかな〜」
みたいに、「相手はセロリが好き⇄私は嫌い」、この相違点に着眼して、面白がって話を聞くと、相手も喜んで話してくれます。
私の故郷は新潟県です。新潟といえば雪国です。雪国の人とお話しするときは、いつも豪雪の話題で盛り上がります。
しかし、沖縄の人とお話しするときも「雪が降る⇄降らない」という着眼点に着目すると、
私「沖縄出身なんですか〜。いいな〜いつも温かそうで。雪は降らないんですよね。笑」
相手「雪ですか!見たことないです。どんな感じですか?」
私「家の1階は雪で埋もれるんで昼間でも1階は真っ暗です」
なんていう感じで、大概盛り上がります。
そもそも人間は固有の生き物です。
それぞれの価値観も違えば、過去の経験も考え方も全く違います。つまり人間は、共通点より相違点の方が圧倒的に多いのです。
よく苦手な人に反応してしまう人がいますが、それは、「自分と相手が同じ価値観である」という前提が存在するからだと思います。その価値観が異なるから「イラッ」としたり、腹が立ったりして、だんだんと苦しくなるわけです。
そもそも、人それぞれ性格や思考、生きてきた環境などが違うのですから、意見が合わなくて当然です。
であれば、共通点を無理に探すより、相違点を探りあった方が、話のネタは増えるし、雑談は確実に盛り上がります。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
雑談力を高めるために、相違点を探して距離を縮める!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!