【Vol.286】仲間に「できる」と信じさせる!

【本のタイトル】
コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

【著者】
名和高司

【引用文章】
人体同様、企業組織は周りの細胞との関連を見、全体のバランスを見ながら、いわば漢方的に全体を直していかなければならない。全員が力を合わせて、現状を打破しようという意思を持つためのストーリーが不可欠である。
何をどういう順番で解いていたらいいか、誰をどういう役割で巻き込むべきかなどを構想する「構築力」が必要となるのだ。そして、そこで用いるのはロジックよりも心理学なのである。
なぜなら、こうすれば絶対に良い方向に向かう、と、ある種「ビリーブ・ミー」の世界を作らなければいけないからだ。ロジックだけではなくて、一人一人の意思に訴え、感情に訴え、動機づけていくことが必要なのだ。そうしなければ、とんでもないが、皆の気持ちを一つにしていくことはできない。一つにできなければ、解決はできない。
これは、別にコンサルに限ったことではない。実学、ビジネス界の人たちは、常日頃、行っていることである。もし、ロジックだけで人が動き、問題が解決するのだったら、AIやロボットにもできてしまう。正論を正論だからと振りかざしたところで始まらないのである。
じつのところ、ロジカルに出てくる答えは、一つとは限らない。未来が100%完全には予測できない以上、答えはいくつもある。
ここで重要なのは、最も正しい答えを出すことではなくて、答えを当事者たちに信じさせること、そして、実行させることだ。
どんなに正しい答えでも、当事者ができない、と思ったらそこでおしまい。回り道であっても、当事者にこれならできると思ってもらえれば次に進める。
そして当事者とは、現場の人たちだ。新しい道は、そこから開けるのである。

【具体的アクションプラン】
仲間に「できる」と信じさせる!
→目標達成に向けて、チームを動かしていくために、仲間に「できる」と信じさせる力をつける!

#自己啓発 #読書記録 #コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法 #名和高司

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!