【Vol.386】メールの文章は「追伸」から書く!

【本のタイトル】
人を操る禁断の文章術

【著者】
メンタリストDaiGo

【引用文章】
唐突ですが、あなたは「ツァイガルニク効果」という言葉を聞いたことはありますか?
ツァイガルニクは旧ソ連の心理学者で、人間の記憶に関してある実験を行い、実証したことで歴史に名を残した人物です。
何を実証したかというと、「人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをよく覚えている」という記憶の仕組みでした。
平たく言えば、「まだ続きがること」の方が強く記憶に残るという現象です。
例えば、テレビの連続ドラマの「次回予告」や映画の「予告編」には、1分にも満たない時間の中に登場人物の魅力的なシーンや次なるストーリー展開を感じさせる情報が、ギュっと濃縮されています。
当然、予告だけでドラマや映画の全てがわかるわけではありません。しかし、きちんと作られた予告にはワクワクさせる期待感があり、ときには本編よりも印象に強く残ることもあります。
私たちは未完の断片である予告に触れているからこそ、想像を掻き立てられ、本編そのものの記憶が強化されるのです。
こうしたツァイガルニク効果を文章術に応用したのが、「追伸」です。
メールの文章でも、最も相手に伝わるのは「追伸(PS)」に書かれた内容です。ここにあなたが本当に書きたい内容を記すこと。つまり、相手にどう行動して欲しいのかという「願望」を書き込むのです。
「相手との距離を縮めたい」のであれば、ここに感謝や喜びをやわらかい表現で入れて行きましょう。特に感情的な表現が盛り込みにくいビジネスメールで、この方法を使うとギャップができて効果的です。
「展示会やセミナーへの来場を促したい」のであれば、ここに希少性やあなた限定の情報を盛り込むことで、読み手の行動へつなげることができます。
メールを書く際はまず、相手に何をしてもらいたいのか、どんな行動をとってもらいたいのかを考え、決めておくことです。それを「追伸」にまとめてから書き始める。このルールを知っていると、メールの書き方はガラリと変わります。
人の心を揺さぶるメールを書きたいなら、「下」から書くことです。
つまり、「追伸」の内容を決め、その文面を書いてから全体を考えていく。
これが正しい書き方の手順となります。

【具体的アクションプラン】
メールの文章は「追伸」から書く!
→相手に強い印象を与えるために、メールの文章は「追伸」から書く!

#自己啓発 #読書メモ #人を操る禁断の文章術 #メンタリストDaiGo

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!