【Vol.500】自分自身の「トリセツ」を考える!
【本のタイトル】
ブチ抜く力
【著者】
与沢翼
【インプット(引用文章)】
自分の好きなものや嫌いなもの、得意なもの、苦手なものを、あなたはどれだけ把握しているでしょうか?
何度も何度も同じ失敗を繰り返したり、嫌なことが続くようであれば、一度、自分の好き・嫌いや得意・不得意を「棚卸し」してみてほしいと思います。
若い時代に無駄なことに時間を使っている場合ではありません。本当に自分の人生に役立つ経験だけを積んでいくべきなのです。そこで必要なのが、自分に合わないもの、ストレスになるもの、求めていない物を断定し、切り捨てていく作業です。私にとって就職するというのがそれでしたし、その決断を初っ端からできたのは我ながら英断だったと思っています。つまり、自分が求めている道で苦労するなら価値もありますが、自分が全く求めていない道で苦労しても意味がない、時間の無駄ということです。
サラリーマンをしていて得られたこともあっただろうとは私は思いません。得られるものはもちろんあるはずなのですが、はなからそこは自分の理想ではないので、切り捨ててきたわけです。
絞りに絞り切って、自分に必要なものだけにトライして失敗を積んで行った時、人は成功の道を見つけ、ようやく幸せになれるのだと思います。
では、どうしたら、自分にとっていらないものを切り捨てられるのか。そのためには「自分がどんな人か」を知る必要があります。ある程度自分の性格を分析し、好き・嫌いや得意・不得意を絞っていくと、結果も出やすくなります。
例えば、人と接するのが苦手な人が常に人と接する仕事をしても、高いパフォーマンスを上げられないのと同じことです。
正直、私自身も日本にいた頃までは「自分に何が向いているのか」があまりよくわかっていませんでした。人前に出る仕事をする一方、シャイで人見知りで閉鎖的な部分も併せ持っている。さらに、誰かに会った後は、自分の決断が鈍ったり、感情の処理が追いつかなかったりと、自分の中で葛藤することも多かったのです。
今では目立つのはある意味では好きだとわかっているし、時代的にもそれをやるべきだと思っていますので、ガンガンSNSへ露出しますし、メディアにも出ています。
でも、人から良くも悪くも影響を受けやすい人間だという自覚が出てきたので、できるだけ対面で人とは会いません。
その結果、心穏やかに過ごせるし、自分のパフォーマンスがより一層アップするということに気がつきました。多くの人に会っていた時代では年収1億円を得るのも大変でしたが、今ではたった一人で年10億円前後を稼げるようになりました。逆説的ですが、自分を深く知ってよく生かすことができるようになれば、大きな結果が出るのです。
私自身は自由を第一に置いているため、どれほどお金をもらっても、例えばコンサルティングやセミナーはお断りしております。お金を頂戴して大きな責任からストレスを抱え込むよりは、投資に時間を使う方が効果的にお金を稼げることがわかったからです。
このように自分の本質をよく理解できれば、各自のパフォーマンスは最大化します。本質がわからないとずっと空回りをしてしまい、自分には向いていないのにやり続けることになってしまうのです。
繰り返しになりますが、今は本当に個人の持つ人間らしさが重要視される時代です。できるだけ「負の感情」を減らし、プラスなものだけを視界に入れるようにして、自分らしさを出せる好きなことをやって、己にしかないバリューを磨いていく。向いているから本気になれるし、ストレスを溜めずに一生懸命になれるのです。嫌でなければ、人は失敗も失敗だと思わず、ひたすら成功するまで続けることができます。ぜひ、「あなたに向いていることは何か」を探してみてください。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
自分の長所を最大限活かすために、自分自身の「トリセツ」を考える!
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!