【Vol.546】失敗を素直に認める！

【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい！仕事術

【著者】
桑原晃弥

【インプット（引用文章）】
問題を解決するために、最も大切なことは何か？
トヨタ式では、最も大切なのは、「問題をみんなが見える状態にする」ということになる。なぜなら、問題を解決するためには、みんなが「問題が起きている」ことに気づく必要があるからだ。
ある企業のトップは、入社したばかりの社員にしばしばこうアドバイスしていた。
「失敗したときには大きな声で『失敗したぁ』と言いなさい」
誰しも失敗すれば嫌だし、恥ずかしいと思う。時には失敗を悟られないように隠そうとしたり、自分一人で何とか取り繕おうとしてしまう。しかし、そこに間違いが起きる。
そこで、そのトップは失敗したら、大声で「失敗したぁ」と言いなさいというのだ。
そうすれば近くにいる先輩たちが、「どうした」と駆け寄ってきて話を聞いてくれる。
同時に知恵を貸してくれるし、窮地から救ってくれることにもなる。
トヨタ式が生産現場などで不良などの異常が起きたとき、すぐに生産ラインを止めるのもこれと同じことだ。
こうしたとき、多くの企業は不良品を脇にどけてラインをそのまま動かしてしまい、根本的な解決をしないまま同じミスを繰り返す。
一方、トヨタ式では問題が起きたことがみんなに見え、みんなの知恵で問題を解決するため、二度と同じ問題は起きなくなる。
問題が起きたときに大切なことは、まずは「みんなに見える」ようにすることだ。
そしてすぐさま改善をする。
そのステップを踏むことが、成長への第一歩となるのだ。

【アウトプット（具体的アクションプラン）】
問題解決の質を高めていくために、失敗を素直に認める！

トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術

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