【Vol.668】目標は「ビジョン」「数値」「期限」を明確にする!
【本のタイトル】
GAFA部長が教える自分の強みを引き出す4分割ノート
【著者】
寺澤伸洋
【インプット(引用文章)】
心理学の研究では、具体的でやりがいのある目標を設定すると、90%の確率でパフォーマンスが向上するという結果が出ています。そこで、どのように目標を立てるべきかを考えていきましょう。
目標設定の質を高めるためによく使われるフレームとしては、「SMART」が有名です。非常に役に立つ考え方ですが、SMARTはもともと組織目標を決定するための考え方ですので、個人の目標を決めていく際には、このうち次の「SMT」の3つ「ビジョン」「数値」「期限」を意識しておけば十分です。
個人の目標設定の質を高めるフレーム「SMT」
ーーーーーーーーーーーーーーー
S:Specific(具体的であること)
M:Measurable(測定可能であること)
T:Time-bound(期限が明確であること)
ーーーーーーーーーーーーーーー
S:Specific(具体的であること)
「できる限り具体的なビジョンを持つこと」が大切です。特に個人で目標設定をするならなおさらです。ビジョンがなければ、結局何をすればいいのかわからず、行動に移せません。そして行動に移せない目標は、絶対に達成できません。目標設定は、実現した時のイメージを細部まで思い浮かべることができるくらい具体的にすることが実現への近道です。
M:Measurable(測定可能であること)
目標の実現率を高めるには「目標に数値をつけること」。当たり前のようですが、意外に個人目標では自分に甘くなりがちです。「なんとなく痩せたい」よりも、「何キロ痩せたい」とはっきり目標に数値がつくと、達成の進捗率を確認できるようになります。数値を目視できるのでモチベーションの向上にもつながります。
T:Time-bound(期限が明確であること)
目標設定に欠かせないのが、「期限を明確にすること」です。当たり前のように思われていますが、「来年あたりに〇〇の資格にチャレンジしてみようかな」といった曖昧な期限設定だと、いつまで経っても到達できません。いつまでにどれだけのことをやらないといけないのかを明確にすることで、スケジュール管理もしやすくなり、達成率もアップします。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
目標を達成させるために、「ビジョン」「数値」「期限」を明確にする!