【Vol.522】自己開示をする!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
「自己開示の法則」という言葉を聞いたことがありますか?
自分のいいところも、悪いところも、ありのままにさらけ出すと、相手が警戒心を解き、自分のところも、ありのままにさらけ出すと、相手が警戒心を解き、自分のことを信頼してもらいやすくなるというものです。
いつも「俺ってすごいでしょ?!」と自慢してくる人よりも、「俺ってこんなダメなところがあってさぁ〜」と素直にマイナス面も曝け出してくれる人の方が安心します。
そして、自己開示には返報性があります。
たとえば、「私、学生のことは赤点しか取ったことがなくて、超頭が悪かったんです」と先に言えば、相手は「私も全然勉強しなくて、、、」と言いやすくなります。
「最近ジムに通い始めまして。1回目のぎっくり腰になってドクターストップです」と自己開示すると「ぎっくり腰ですか!以前私もぎっくり腰をやっておりまして、、、」みたいに、相手も自己開示してくれるケースが多々あります。
ですので自己開示のプロは、相手を自己開示させるプロでもあります。
雑談に話を置き換えます。
全く自己開示しない人とは話しにくいと思います。逆に常に100%開示されても、自分のことばかり話すおしゃべりさんと思われる可能性もあります。
雑談はお互いで作り出すハーモニーが大切です。ですから「お互いに開示し合う」ことがベストです。
具体的には、こちらが自ら一つ開示して、相手に一つ開示してもらう。さらにはもう少し自己開示して、相手にも開示してもらう。少しずつ手札を見せ合うような感覚で楽しみながらやってみてください。
常に相手との距離を感じ取り、相手が開示しやすい状況を作ってあげましょう。
相手も自己開示したくないこともあります。逆に自ら開示したいこともあります。何が正解か?
それは会話の中で感じ取っていくしかありません。
一流は間違いなく感受性が豊かです。相手との距離感を察するのが上手です。お互いに自己開示が進めば、距離が近づいている証拠です。
感受性を磨くためには、まずは先に自己開示して、相手の様子を観察していきましょう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
相手との関係性を深めるために、自己開示をする!

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