【Vol.494】個人で稼ぐ方法を考える!

【本のタイトル】
ブチ抜く力

【著者】
与沢翼

【インプット(引用文章)】
投資家のウォーレン・バフェットをご存知でしょうか。
彼は個人資産9兆円を持つ“世界一成功した投資家”と言われる人物ですが、その独自の哲学でも知られています。
彼の哲学で私が最も賛同するのは、「決して群れない」という点です。
ウォーレン・バフェットは投資家でありながら、NYにあるウォール街の風潮や考え方を嫌っています。一度は20代で都会に出るも数年ですぐに引っ込み、現在に至るまで、ネブラスカ州の片田舎のオマハに住み、投資家としての活動を続けています。
私自身、日本では港区のど真ん中に住み、常に誰かに囲まれ、1日の大半を人と会うことに費やしていました。でも、2014年に海外に渡り、ほとんどの時間を妻子と過ごし、家族以外の人と会うことはごく稀です。
その結果、日本で何百人もの人を動かして得ていた当時の収入をはるかに上回り、現在は年間10億円前後の純利益としての収入をわずか1人で稼ぎ出すことができるようになりました。個人投資家であり、個人事業主なので年による波はあるものの、2017年は25億円ほどの確定純益を1人で稼ぎ出しました。
なぜ1人でいることが、ビジネスで成功するカギになるのか。
まず、その理由の一つが、「自分と向き合う時間が持てる」という点です。
ビジネスで成功するためには、時には人に会いにいくことや、誰かと議論することも必要でしょう。でも基本的に人間は「一人の時間」を持たない限り、新しいものを生み出し育てることができません。周囲にいつも他人がいると、影響を受けたり邪魔されたり意識が散漫になったりで、自分の軸が定まらないのです。
二つ目の理由が「1人でやると、あらゆる物事のスピードが速くなる」という点です。大人数で行動していると、何かを決定する場合にどうしても合議制が必要になり、余計な手間が増えて物事のスピードが遅くなってしまいます。
とても画期的なアイデアを手にしたにも関わらず、色々と社内で調整していたために時期を逃し、気づけばもうけど気を逃してしまった。。。というケースは往々にして起こります。投資アイデアも時間が過ぎたら無価値になるものは多々ありますが、1人役員会ならば、今日見つけた銘柄に今すぐ投資実行が可能なのです。これぞ優位性です。
三つ目の理由は、「1人であればあるほど、本気が出る」という点です。
人間は1人でいると責任の所在が自分にあり「他の誰のせいにもできない」というプレッシャーが生じます。このことによって、より真剣に物事に取り組むようになります。また、リターンは自分だけのものですから、やる気にも拍車がかかるのです。
反対に、大人数だとどうしても責任の所在が曖昧になってしまい、「誰かがやってくれるだろう」「うまくいかなくてもみんなの責任だ」等となってしまい、結局本気になれないことが多いのではないでしょうか。
当然、成果も案分していくことになりますから、得られる果実も少ないわけです。
そして、四つ目の理由は「固定費がなくなり、常に余裕を持てる」という点です。
確かに人を増やして事業を拡大すれば、一時的に売上は増えるかもしれません。しかし、固定費という持続的な“コスト”は毎月、間断なく増加していくことにもなります。最大の問題は、固定費は毎月一定額を支払続けなければならないのに対して、肝心の売上には安定性と確実性が一切ないという点です。
固定費が増えたのに売り上げが下がってしまうと、今まで出ていた利益も出なくなるだけでなく、それまでの利益を食い潰し、最終的には起業家の私財を費やしても足りないという事態が往々にして起きてしまうのです。
そして悲しい現実として、規模を拡大した際に売上が順調に伸びていくよりも、売上がついてこない可能性の方が実は極めて高いのです。
あなたがお金持ちを目指す上でどちらの道が合っているかはわかりませんが、崇高で壮大な目標を持たないのであれば、たった1人でビジネスをうみ、個人でぶち抜いた存在を目指す方が、よっぽど成功確率は高く、失敗確率も低いと断言したいと思います。そして、私が目指す個人の道の先に崇高で壮大な世界がないとも言い切れないのです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
会社に頼るだけでなく、個人で稼ぐ方法を考える!

#自己啓発 #読書記録 #ブチ抜く力 #与沢翼

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!