【Vol.210】感情の根っこを書き出す!

【本のタイトル】
あえて数字からおりる働き方

【著者】
尾原和啓

【引用文章】
自分の信念とうまく付き合うためのコツは、自分の信念が何なのかをより具体的に認識することです。まず紙とペンを用意して、自分の感情が激しく動いたり、イラッとした時のことを思い出していきます。
そしてその時の状況を思い浮かべて、「なぜこんなに悲しいのか」「どうして辛くなるのか」「怒ってしまうのか」と問いかけます。
すると、感情に溺れてしまった時というのは、自分が「こうあるべきだ」「こうならなくてはいけない」と思っていたことと、起きたことや相手の態度が離れているということに気がつきます。この「べき論」があなたの信念なのです。
一見簡単な方法ですが、自分の中でもやもやしてしまう感情の根っこを言葉で書き出すと、驚くほどスッキリします。
ここで書き出されたあなたの「べき論」は、いずれも自分にとって大切な心のエネルギー源であることを認めましょう。僕の場合、「プロは結果を出すからプロなのだ」「何があっても仲間を守るのだ」とこだわることで、毎日を頑張れます。
感情に溺れそうになったら、信念と話し合うのです。例えばもしオフィスなどで自分にとって許し難い事態が起き、「こうするべきなのに!わー!」と怒りがはち切れそうになったら、とにかく一度、トイレの個室にでも駆け込んでしまいましょう。まずは一人きりになってから、信念と話し合うといいです。人目があったり、今まさに信念を刺激する対象が目の前にあったりすると、なかなか冷静になんてなれないですから。
自分が考える「べき論」は誰にとっても100%の真実ではないことに気づいて、まず冷静になるのです。すると、自分にとっては合理的でも、相手にとっては不合理になることが、冷静に見られるようになります。
同時にもう一度、自分の「べき論」を自分の心の中でちゃんと認めましょう。「決して気持ち良くはないけど。せめて自分だけは、しっかりプロに徹しよう。その方が気持ちいいから。」そうすることで、大切な心のエンジンを無闇に暴走させることなく、また自己嫌悪に陥ることもなく、むしろエネルギーとして活用することができます。

【具体的アクションプラン】
感情の根っこを書き出す!
→感情が揺れ動いたときには、自分の信念と話し合い、冷静さを取り戻す!

#自己啓発 #読書記録 #あえて数字からおりる働き方 #尾原和啓

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!