【Vol.514】言葉の表現力を磨く!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
「やってみせ、行って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」
元海軍軍人、連合艦隊司令長官の山本五十六の有名な言葉です。
褒められると、「認めてもらえた!」「この人はちゃんと自分のことを見てくれている!」と感じて、自分の存在価値を認識できます。
褒め言葉には、例えば「すごいですね」「素晴らしいですね」「さすがですね」というものがあります。いずれも相手を称賛するときに使いますが、ことあるごとに「凄いですね」を連発したら、「この人本当にそう思っているの?」と疑念を持たれます。
そこで一流は、普段、他人が使わないようなもう一段上の表現で相手を承認します。
例えば、ある経営者との会話。
「私が若い頃、一度会社を倒産させたことがありましてね。一時、10億円も借金したことがあるんですが、7年で完済しまして、今は毎年10億円の利益が出る会社になりました。
さぁ、みなさんなら、なんと返します?
普通なら、「それはすごいですね」と返しそうなものです。
しかし、もう一段上の表現をしてみると?
『それは凄まじいですね!』
『それは信じられないですね!』
『痺れますね!』
このように「すごい」と同等な単語を使っても、いろんな表現ができます。
他にも「素敵ですね」という言葉。これも「美しいですね」「エレガントですね」「奥ゆかしいですね」「品格がありますね」など、一段上の表現で言い換えられます。
普段あまり言われたことがないフレーズで褒められると、相手は「あれ、いつもと違う」と無意識レベルで反応します。
私がよく使うものに、「熱量が桁違いですね」「迫力がありますね」「オーラがありますね」「覚醒していますね」「幸せですね」というものがあります。
一流は間違いなく語彙力のプロです。語彙力とは簡単に言えば「言い換え力」です。
例えば、「〇〇さん、いい声してますね」を、「〇〇さんって声に艶がありますね」「〇〇さんの声の音色って本当に聞き心地がいいですね」と、「いい声」と言う表現を「艶」とか「音色」と表現してみる。
「〇〇さんのやる気はすごいですね」を「〇〇さんのやる気はダイナマイトみたいですね」「〇〇さん頭の回転が速いですね」を「〇〇さんの頭の回転の速さはまさに音速ですね」
と、普通に表現するのではなくて、もう一段上の言い換えで表現してみる。すると相手の反応が変わります。
承認するときは、いくつものメニューから相手が喜ぶものをチョイスしてみましょう。メニューを増やすには、小説やポエムから言葉を集めたり、講演家の動画を見て素敵なワードを拾ってみることをお勧めします「もう一段上の表現で、相手が喜ぶ顔を生み出す」。そんな発想で日々の雑談に取り入れてみてください。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
一目置かれる存在になるために、言葉の表現力を磨く!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!