【Vol.259】メリットとデメリットを紙に書き出す!

【本のタイトル】
なかなか自分で決められない人のための「決める」技術

【著者】
柳生雄寛

【引用文章】
何かを決める場合、それをやるメリットとデメリットを紙に書き出して可視化する習慣をつけることも、「決める力」を磨くためには効果的です。
なぜなら、頭の中だけで考えているよりも、紙に書き出した方がスッキリと整理しやすくなるからです。
具体的には、次のようなものを比較してみるといいでしょう。
・感情面のメリット、感情面のデメリット
・経済面のメリット、経済面のデメリット
・時間面のメリット、時間面のデメリット
・労力面のメリット、労力面のデメリット
・健康面のメリット、健康面のデメリット
・将来面のメリット、将来面のデメリット
・家族のメリット、家族のデメリット
・お客様のメリット、お客様のデメリット
また、一般的には「やる場合」のメリットとデメリットを考える人が多いのですが、「やらない場合」のメリットとデメリットも考えると違った視点で判断できるようになります。
メリットとデメリットを紙に書き出す具体的な効果としては3つです。
1つ目は、目標が具体的になるということです。
紙に書き出すという行為は、頭の中で思い描いていることを具体的に言語化するということです。したがって、紙に書き出すという行為を通して、ぼんやりとした目標をより具体的にすることができるというわけです。
2つ目は、紙に書いた目標を毎日目にすることで、目標達成に向けた行動を習慣化しやすいということです。
人間は忘れやすい動物なので、紙に書いた目標を毎日見ることで、思い出すことができるというわけです。
3つ目は、目標達成に必要な情報に敏感になることです。
これは「カラーバス効果」といって、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のことです。
目標達成に必要な情報がどんどん集まってくれば、それだけ目標達成の確率も上がってくるというわけです。
このように紙に書き出すという行為には、大きな効果があるのです。
具体的な目標があるから具体的に決められるのです。目標が曖昧であれば曖昧にしか決められません。同じように、具体的なメリットやデメリットがわかると決めやすくなります。メリットやデメリットが曖昧であれば曖昧にしか決められません。
人間は忘れやすい動物なので、決めたことさえ無意識になってしまう場合がありますが、紙に書き出してそれを毎日見ることで、決めたことを思い出すことができます。
そして、決めた内容を常に意識することで、決めるために必要な情報が集まり、決めたことの達成速度や達成精度がアップするというわけです。

【具体的アクションプラン】
メリットとデメリットを紙に書き出す!
→意思決定の質を高めるために、何かを決める際は、メリットとデメリットを紙に書き出す習慣をつける!

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