【Vol.491】物事の本質を一つに絞り、3週間実行する!

【本のタイトル】
ブチ抜く力

【著者】
与沢翼

【インプット(引用文章)】
目的を達成させるために私が最初にやること。
それは「物事の本質は何か」を考えること。これは必ずやります。つまり、その物事のセンターピンは何かということです。
センターピンとは、ボウリングでいう真ん中のピンのことです。これさえ外さなければ、残りの9本全てのピンを倒すことができる。つまり、センターピンとなるたった一つの“物事の本質”を的確に捉えさえすれば、物事は想像以上にうまくいきます。
では、どうやってセンターピンを見つけるのか。それは、ごくごくシンプルです。
まずは、間違っていてもいいから、自分にとって「これが本質ではないか?」と思えるものを探し、すぐに試してみる。
もし、それをやっても思ったような成果が出ないときは、一度センターピンを見直してみましょう。自分にとってそのセンターピンが間違っていると思える反証データが出て来れば、センターピンそのものを疑ってみるべきです。そのためには、細かく数字を追っていくことが大切です。
それとは反対に、「絶対これは確信が持てる」と思えるセンターピンを見つけたのであれば、ひたすら継続しましょう。周りから何を言われても、自分を信じる時も必要です。一朝一夕にできるようになるものではありませんが、本質つかみの訓練を繰り返していると、どんな物事であれ、その本質を掴むのが速くなってきます。
なお、一つのセンターピンを設定したら、最低3週間は続けてみてください。
リーダーシップ論の世界的権威であるロビン・シャーマは、「人間は3週間、何かを続けることができれば、その行為は習慣となり、3週間後には無意識にその行為を続けることができる」と語っています。
私自身、何か新しいことを始める際はこの「3週間」という単位を最低の目安にしています。
ただ、センターピンをやり抜く上で注意したいのは、必ずセンターピンは一つに絞るということ。自分が「センターピンだ」と思ったもの以外のノウハウは一度切り捨ててください。
実は、頭の良い人ほど、この「一つに絞る」という作業が苦手です。
頭の良い人は物事の本質「らしきもの」を掴むのが得意なので、センターピンと思しきものを「これも、あれも」いくつも見つけてしまうのです。でも、これこそが失敗のもと。まずもって最短・最速を不可能にする最大の理由です。
考えてみてください。例えばあなたが会社の社長で、頭の良い外資系コンサルタントに会社のコンサルティングを頼んだとします。そこで「御社が良くないのは、従業員の社内教育が足りていない点、商品の特徴が競争相手に比べて乏しい、あとはPR力も弱いし、、、」問うと、センターピンっぽい原因を色々と並べられたらどう思うでしょうか。
「なるほど、我が社にはいろんな課題があるんだな。一つひとつ解決しなければいけない」と思うかもしれません。
でも、これこそが成功しない原因です。センターピン「らしきもの」がたくさんあると、一つひとつの方法に費やす力が分散してしまうので、結果としては中途半端なものになりがちですし、最終的にどれもこれも大した結果が出せず、無力感だけが残ります。
センターピンは把握することよりも実行することが難しいものです。仮にセンターピンが間違っていたとしたら、それは修正すればいいだけで、エジソンも言うように「うまくいかない方法が一つ見つかっただけ」です。
センターピンの誤解を恐れず、すぐにトライしましょう。それこそが、「ブチ抜く」ための最短・最速の道です。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
仕事で成果を上げるために、物事の本質を一つに絞り、3週間実行する!

#自己啓発 #読書記録 #ブチ抜く力 #与沢翼

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!