【Vol.528】日常の「当たり前」から学びを得る!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
私は職業柄、多くの経営者とお会いします。個人事業の人も含めると過去に1000名以上の人とお話ししました。
私は必ずお会いした時、皆さんに「今、何を学んでいらっしゃいますか?」と質問するようにしています。その答えとして頻繁に出てくるのが、「話すこと」です。
人間は普通に毎日話せているわけですし、わざわざ習う必要はない、と思う人もいるかもしれませんが、一流は違います。
我々は話すことを1日に何回も行い、相手の意思を伝え、コミュニケーションをはかります。一流は話すことをないがしろにしません。だから本から学んだり、研修やセミナーに参加したり、コーチから話すことを習うのです。アメリカでは、ビジネスマンがスピーキングやボイストレーニングを習うのは当たり前のことになっています。
一流が学んでいるのは、すごく普通のことです。
たとえば「呼吸」。普通は「呼吸なんて勉強するものではない」と思われるかもしれません。しかし、呼吸のやり方、深さ、リズムで、その人のコンディションは大きく変わります。一流と言われる人には、呼吸や瞑想を取り入れている人が非常に多いです。
歩くこともそうです。歩くことも別に習わなくてもできます。しかし、歩き方を少し変えるだけで消費エネルギーが変わります。ダイエットには効果テキメンです。
何が言いたいかと言うと、成果を出す人は、「普通にできること、しかし価値があること」に注力しているということです。
では、雑談ではどうでしょうか?
雑談も普通にできることかもしれません。しかし、最初の挨拶、話の切り出し方、ボキャブラリーの増やし方、話の聞き方、反応力、これを勉強するだけで、相手との関係性は大きく変わります。
雑談は日常からでも学べます。例えばテレビ。
明石家さんまさんがよく使うのは「へ〜なるほど〜」「ほ〜それで?」「ほしたら?」「ほんで?」という相槌。これをどんどん使って、話を盛り上げていきます。タモリさんの雑談スキルの高さも非常に有名ですし、バラエティ番組の司会者は本当に会話がうまいです。
私は毎朝「おはよう寺ちゃん活動中」というラジオ番組を聞いているのですが、MCの寺島尚正さんは「ええ〜」という相槌を3パターンに使い分けています。毎朝ゲストを呼んで政治、経済、時事ネタを話すのですが、いつも大変盛り上がっており人気番組になっています。
一流は間違いなくコミュニケーションの達人です。常に「どんな会話をしたら相手が心を開いてくれるか」「相手が求めているものは何か」「相手が喜んでくれるものは何か」などを徹底的に研究しています。
たくさん学び、いろんな知識を増やすことも必要かもしれません。しかし、本質は「価値があることを学ぶこと」です。「習わなくても普通にできること。しかし価値があること」を大事に、ぜひ自己啓発に取り組んでいただきたいと思います。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
一流のビジネスパーソンになるために、日常の「当たり前」から学びを得る!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!